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君の感覚奪わせて

第12話 - 第12章　仕方のないこと

636

2025年05月19日

#wt

#ワイテルズ

#ワイテルズBL

#WTBL

#センチネルバース

きくり

水と緑の談

なか　ガイドシャケ　センチネル

研究員

こんにちは

ボンド契約後部屋から出ると研究員が1人立っていて

研究員

無事ボンドに
なれたようですね

俺らのアニマルを見てそう言った

Nakamu

えっと、、

研究員

あぁ、申し遅れました
私このタワーの研究員でして

研究員

ボンドになられた
お二人に色々説明を、と

Nakamu

説明？

研究員

はい

研究員

ガイドである貴方には、

研究員

定期的にこちらのタワーに来てもらう必要がありまして､､､

研究員

これは、シャークんさんが
野生化やゾーンに陥らないようにするためですので、

Nakamu

なるほど、、？

研究員

詳しい説明はメールにてお送りしますので

研究員

もうお帰りいただいて
大丈夫ですよ

Nakamu

え、ぁ、、

俺と研究員を交互に見て戸惑いの表情を浮かべるNakamu

Nakamu

じゃ、じゃあ、、
シャケまたね

シャークん

ん、またな

名残惜しそうに出口へ向かっていく

シャークん

､､､

研究員

では、シャークんさんは
こちらに

研究員

ボンドになったため
身体検診を行います

シャークん

はい、

研究員

肩の力抜いて
ラクな体制でいいですよ

研究員

そのまま
動かないでください〜

シャークん

､､､あの

研究員

なんですか？

シャークん

ここって、20歳以上にならないと絶対出れないんですか？

研究員

そうですよ？

シャークん

例外とかって､､

研究員

､､､

研究員

あることはあるんですけど

シャークん

まじ、、ｯ⁉︎ｶﾞﾀｯ

研究員

あ、動かないでください

シャークん

あ、すいません

研究員

一応はあるんですけど
絶対お勧めしませんよ

シャークん

なんでですか？

研究員

身体への負担が
大きすぎるんです

研究員

この施設で、センチネルの能力向上実験をしているのはご存知ですよね？

シャークん

はい

研究員

その他にもう一つ
我々が進めている計画がありまして

シャークん

計画？

研究員

はい、

研究員

それが、センチネル及びガイド用の新薬の開発です

新薬、、？

研究員

例えば、自身の能力を一時的に向上させたり

研究員

まぁ、詳しくは言えないのですが強制的に野生化させることができる薬も、、

シャークん

え、、？

シャークん

そんなの作って
何になるんですか､､

研究員

これ以上は言えません

シャークん

､､､

シャークん

その、薬の実験台になれば
この施設から出られるんですか､､､?

研究員

まぁ、実際は
刑期のようなもので

研究員

新薬を投与するたびに日数が短くなっていく、

研究員

そっちの方が
正しいかもしれないです

研究員

本当におすすめはしないですよ

研究員

新薬の実験台ということは
前例がなくどんな副作用に苛まれるか不明ですし

研究員

最悪の場合、
死に至る可能性だって､､､

シャークん

やります、

研究員

え？

シャークん

新薬の実験台になります

研究員

ゆっくりよく考えてください､､､

研究員

ボンドであるパートナーの彼とも話し合って

シャークん

いや、必要ないです

シャークん

Nakamuは絶対止めるんで

研究員

ですが、

研究員

､､､

研究員

分かりました、
明日の朝また聞きに行きますから

研究員

その時に、選択を聞かせてください

シャークん

はい、

Broooock

あ、シャークんおかえり

シャークん

ただいま

Broooock

､､､

Broooock

ボンドなれたんだ？

Broooock

良かったぁ〜！

シャークん

そっちも、
なれてるじゃん

シャークん

おめでと

Broooock

んふ、聞いてよきんさん
超可愛くてさぁ〜？

Broooock

ツンデレだったのに
どんどん甘くなってさ？？

Broooock

も〜無理、可愛い好き

Broooock

シャークんの方は？

Broooock

Nakamuさん？だよね？

シャークん

別にさん付けしなくていいよ同い年だし

シャークん

俺の方は、

シャークん

Nakamuが、かっこよかった､､､としか

Broooock

､､､え、待って

Broooock

シャークん受け側？

シャークん

そうだけど

Broooock

え、意外〜⁉︎

Broooock

そんな悍ましいアニマル連れておいてあんあんしてるんだ

シャークん

､､､

Broooock

まぁ、小柄だし
抱きやすいのかな？？

ドサッ

Broooock

え"、、？？

シャークん

俺だって攻め出来るけど

Broooock

いや、
ちょっと待ってよっ⁈

ｷﾞｼｯ

Broooock

え、ぁ､､､ｯ

シャークん

､､､っ笑

シャークん

顔真っ赤、笑

Broooock

へぁっ､､

Broooock

ば、っ馬鹿､､､ｯ!!

シャークん

本当に襲われると
思った？笑

シャークん

するわけないじゃん

シャークん

俺はNakamuに
ゾッコンなんだから

Nakamu

言うわけないじゃん

Nakamu

俺はシャケに
ゾッコンなんだから

シャークん

~~~♪

Broooock

ほんと、馬鹿

Broooock

僕だってきんさんしか
眼中に無いから､､!

シャークん

､､､ｯ笑

Broooock

もぉ、、

シャークん

､､あ、そういえばさ

シャークん

この施設から出る方法って
知ってる？

Broooock

え、20歳以上かつ
ボンドが居れば~~のやつ?

シャークん

違う、20歳にならなくても出れるやつ

Broooock

そんなのあるの？

シャークん

そう、さっき
研究員に聞いて

Broooock

まさかの合法⁉︎

Broooock

どうやって、、⁉︎

シャークん

まぁ、落ち着け､､

シャークん

､､､この施設で新薬の開発をしてるらしくて

シャークん

その実験台になれば出れる日数が短くなるらしい

Broooock

え、新薬､､､?
実験台?

シャークん

でも、研究員は
おすすめしないらしい

シャークん

なんたって、副作用とか
身体への負担が大きいらしくて

Broooock

シャークんは、するの？

シャークん

する、、つもりではある

Broooock

Nakamuには、話したの？

シャークん

いや、話すつもりはない

シャークん

あいつに心配かけられない

Broooock

､､､

Broooock

僕は反対

シャークん

は？

Broooock

だって、危険すぎるよ

シャークん

でも、20歳になるまで
こんな所に居られるのかよ

Broooock

だからって自分の身体を傷つけていい訳じゃない

シャークん

､､､ｯ

シャークん

でも、俺は､､､っ

Broooock

実際問題、シャークんの好きにすればいいと思う、

Broooock

でも、Nakamuには
伝えるべきだよ

シャークん

でも、絶対止められる

Broooock

､､､じゃあさ

Broooock

もし、大切な恋人が
自分の知らないところで
傷ついてたらどうする？

Broooock

「なんで相談してくれなかったのか」

Broooock

互いに信頼がないと
ガイディングすら出来ないんだからさ、

シャークん

､､､分かった

シャークん

次Nakamuが来た時
伝える､､､

Broooock

うん、

シャークん

Broooockは20歳まで
待つの､､､?

Broooock

それしか、無いよね､､､笑

シャークん

そっか、

翌朝

コンコン

シャークん

はい、

ガチャｯ

研究員

おはようございます

シャークん

ぁ、、

研究員

どうですか、、？

シャークん

やります、

研究員

､､､分かりました

研究員

では、着いてきてください

Broooock

､､､

研究員

まず、初めに
薬適正を調べます

研究員

弱めの薬から打っていきますので体調が悪くなったりしたら

研究員

すぐに言ってくださいね

シャークん

はい、

プスっ

シャークん

ｯ､､､

ｶﾞﾁｬ

研究員

おや、
新しい実験台の人か？

研究員

はい、一通り検査は終わりました

研究員

薬適正はあるようだな

研究員

これなら、
少し強めの薬も､､､

研究員

そうですね

シャークん

､､､

頭がぼーっとする

待ってて、Nakamu

研究員

じゃあ、本題に移りますね

研究員

ここに五つの
新薬があります

研究員

これらをシャークんさんに
これから投与していきます

研究員

一つの薬品を打ったら
一週間のクールダウンが必要でして､､､

研究員

早速打っていくのですが､､

研究員

どの薬品からにしましょう

研究員

これは？

研究員

これは、────の薬です

研究員

ですが、今のシャークんさんに打つとなると､､､

研究員

いいから、打て

研究員

､､､はい

研究員

深呼吸してください

シャークん

すぅ、、っ

シャークん

は、ぁ､､ｯ

プスッ

シャークん

ぅ"､､､っ

シャークん

はっ、はぁ、っ

研究員

ゆっくり、、
落ち着いてください

血が沸くようにあつくて

滝のように汗が噴き出してるのが分かる

シャークん

ｯ､､､⁉︎

シャークん

い"、っ

研究員

大丈夫ですか、、？

シャークん

はっ､､､ぁ"、ｯ

研究員

これを、

鉄パイプ､､､?

研究員

掴んでください

シャークん

､､､ｯ?

ﾊﾞｷｯ

シャークん

ぇ、、？

研究員

､､､成功だ

研究員

一時的にシャークんさんの
“触覚”の能力を向上させました

研究員

お疲れ様です､､､

研究員

薬が抜け切るまでは
この部屋で安静にしていてください

研究員

私は開発部に
結果報告をしてくるので

研究員

えっと、、

研究員

私が見ておこう

研究員

ありがとうございます、

シャークん

､､､

研究員

どうして君は
実験台になろうと思ったんだい？

シャークん

､､､別に

研究員

ガイドの彼、
誠実そうでいい人そうだね

シャークん

ｯ､､だからなんだよ

研究員

そう睨まないでくれよ

研究員

君が私の実験に協力してくれるのなら、さらに早くここから出してあげるよ

シャークん

実験って、、？

研究員

君と同室の
背の高い蒼い瞳の彼

研究員

彼のアニマルはセンチネルでは珍しい“猫”でね

研究員

彼について実験したいんだ

シャークん

は、、？

研究員

君が同室の彼にこの薬を投与してくれたら、
日数を減らしてあげよう

研究員

大丈夫だよ、この薬は
ただの“睡眠薬”だから

シャークん

誰がやるかよ､､､ｯ

研究員

そうか、残念だ

研究員

､､､因みになんだが

研究員

この施設では“ガイド用”の薬も開発していてね､､､

シャークん

何が言いたいんだよ、

研究員

君の大切なパートナーにも
新薬の実験台になってもらおうかな、と

シャークん

､､､ｯ⁉︎

シャークん

だめ、っ!!

研究員

そうかい、なら
この薬を彼に

シャークん

ｯ､､､

シャークん

クソが､､

研究員

そろそろ薬も完全に
抜け切る頃だろう

研究員

部屋へ戻ってゆっくり
休みなさい

シャークん

､､､

絶対許さない、

Broooock

あ、シャークん、、

Broooock

どう、だった､､､?

シャークん

､､､別に、特に何も

Broooock

そっか、

シャークん

､､､

Broooock

お腹、空いてない､､?

Broooock

さっき、ご飯配膳されたから食べない､､?

シャークん

ごめん、今食欲ない

Broooock

あ、そうだよね､､

こんなに優しい彼に薬を？

そんなこと出来るはずないのに､､､

深夜

でも、やらないと Nakamuが､､､

Broooock

すぅ、、

Broooock

んぅ~~､､､

シャークん

､､､

シャークん

はぁ、ｯ､､､はっ、

シャークん

ごめん、、

ﾌﾟｽｯ

君の感覚奪わせて

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先に出てきた研究員さんは優しくて研究員にも優しい人いるんだって思ったのになんだあの後から出てきた研究員は！せめて自分からやるって言ったshkさんだけにしろ！

ボンドになって平穏な暮らしが訪れたと思ったら研究員何やっとると！？shkさんとbrさんに手を出すな！！！やっぱタワーは危ない所なんですかね…一瞬でもセンチネルが暴走しないようにボンド作るちゃんとした施設だと思った僕を5 6してください……久々にきくりさんの作品が見れてよかったです！！ありがとうございます！続き楽しみにしてます！