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太陽が地平線に沈み、テンペストの街が夕焼け色に染まる頃。
自宅のソファで、ジェジェは廃人のようになっていた。その横では、彼を一日中拘束し続けたそらちゃんが、ふぅと息をついてお茶を飲んでいる。
ジェジェ
そら
玄関の扉が開く。 そこに入ってきたのは、疲れ果てた姿……ではなく、どこか凛として、瞳に強い光を宿した二組の男女だった。
そらま
そら真が彼女の手を繋いだまま前に出る。その表情には、もはや「父親の顔色を窺う子供」の弱さはなかった。
続いてそらねも、彼氏に寄り添いながら、最高に幸せそうな、そして少しだけ「女」の艶っぽさを纏った笑顔を見せる。
そらね
ジェジェはその笑顔を見た瞬間、言葉を失った。 その笑顔は、かつて自分がそらを救い出し、初めて彼女が自分に向けてくれた、あの「救済の笑顔」と重なったからだ。
ジェジェは膝をつき、絨毯を握りしめた。
ジェジェ
ジェジェはゆっくりと顔を上げ、若者二人の目を真っ直ぐに見据えた。
ジェジェ
ジェジェ
ひまり
大翔
ジェジェ
ジェジェ
そら
そらちゃんが後ろからジェジェを抱きしめると、ジェジェは彼女の手を握り返し、少しだけ照れくさそうに笑った。
ジェジェ
そら
【第4部・完結】