貴方のいないこの世界で
「私」
私はいつしか笑えなくなっていた
こうえんで
「私」
雪玉を当てられて
「私」
いじめっ子
「私」
いじめっ子
顔にあたって頭を打撲して
「私」
中学校でそいつと同じクラスになった
「私」
いつからだろう燃えるように肺がいたくなるようになったのは
「私」
なんで、笑えないんだろうな 学校では作り笑顔で
笑えるわけがなくて
いじめっ子
「私」
なんで私だけ
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんで私だけ、いやだ死にたい、いきたくない、もう死にたいよ
「私」
視界が血で染まりそうなくらい怖くていっそのこといじめっ子を殺して私も死のうと思った でも
「私」
コメントをしてくれる人に救われた
「私」
人を感激させられるのかな…?
「私」
そこからは何もかも上手くいきそうでいじめも解消された
「私」
コメントで話す時間が楽しくて
でもいまは
そんな君がいない
「私」
泣いた、大きな声で
「私」
弟に家族にモカを否定されて 辛い、死にたい、いきたくない
そんな文字が頭に浮かんで
「私」
私は
私は
貴方のいないこの世界で
「私」