赤嫌われ

桃赤

昨日の続きです💪🏻🌟

ご本人様とは一切関係ありません

子供に気を使わせやがって、

まあすぐ帰ってくるだろうと、冷蔵庫を開けたら空っぽ

まあ、毎日さおりに合わせて買いに行ってたからな

それから、材料を買ったのはいいものの

しばらく料理をしてなかったもんだから、上手くできない

りいぬいつも、どーやってんだっけ

全然、見てない

とは、言ったけれど

2時を過ぎても、3時になっても

帰ってくる気配がなかった

ﾋﾟｺﾝ

ころん│りいぬくん居るよ、早く 来い〜

ころちゃんの後ろに引っ付いてきた小さな男の子

るぅちゃんところちゃんの子供、

さすが、かわいい

後ろを振り向く前に、

だいすきな匂いに包まれて

ああ、さとちゃんだ、って

パタリとドアが閉まる

今度るぅちゃんにお礼言わなきゃ、

っ~、気まず、

長い間続く沈黙を破ったのは

彼の方だった

俺の目をちゃんと見て話してくれる

綺麗な青紫の目の中に俺がいる

こんなの久しぶりすぎて、恥ずかしくて目を逸らしてしまう

正面から、思い切り抱きつかれる

…力強くなった、俺折れる

俺の手を繋いで先を歩く彼

仲良く3人で帰ったそうです

わーい！

ブクマ一言ください！^._.^♥