青
夏の空に君の笑い声
それにつられて俺の頬も緩む
これはそんな
「友達」
との物語
君との出会いは高二の夏
桃
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
青
桃
青
青
桃
それから君と俺は段々距離が近くなって
凄い仲のいい「友達」になった
でも…
どんどん君に恋愛感情を抱くようになってしまった
それは君と会う度に感情が増えていって
青
桃
段々君を支配したいと思った。
だから
桃
?
次の日
ザワザワ…
?
?
青
青
青
1番最初に目に入ったのは大量の悪口の落書き
青
必死に涙を堪えてる君を
そっと抱きしめて上げたら
青
君は俺の腕の中で泣いた
桃
しばらくしてから
青
桃
青
青
?
青への虐めは段々エスカレートしていった。
その度俺は手を差し伸べた。
はやく…はやく…俺と付き合えよ
俺の物になれよ
はやく俺のものになって
俺のものになったら
助けてやるよ…
2人で幸せになろう…?
青
青
青
桃
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
俺の街には踏切がある。
まぁ街にある唯一の電車だ。
海は踏切の後ろにありとても絵になる
ドラマの撮影なんかにも使われる綺麗な場所だ
桃
その綺麗な海の色は
どこか君の瞳に似ていて
思わず口にしてしまった。
青
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
桃
しばらく無言が続いて
蝉の声が頭に響く
青
いきなり青が立ち上がった
桃
青
青
青
青
青
カンカンカンカン…
青
グシャ
桃
?
人の悲鳴が夏の空に響く
桃
俺は状況が分からず叫ぶことしか出来なかった
「なんで」
その言葉が頭に残る
違う。違う。
俺は君が欲しかっただけ
奪いたかった訳じゃない
桃
俺が何回呼んでも変わらない風景
いつもの君の声が聞こえない。
それが受け入れられないまま1年がたった
俺は生きる理由がないことに気づいた。
君とお揃い「だった」
キーホルダーを見てふと頭の中に過ぎったのは
「死」
そうだ。君の命は俺が奪った
俺も一緒に死ねば
君と一緒に居られる-?
俺は君が死んだ日と同じ日にまた
君といたあの場所に来ていた
俺の愛がもっとまともだったら
こんな事にはなっていなかったのだろうか。
そんな些細な疑問ばっかりが頭の中で響いている
あぁ…この蝉の声
「懐かしい」
カンカンカンカン…
あっ…もう逝かなきゃ…
線路の真ん中にたった時
目に映ったのは
あの時みたいに指さしながら
青
と言ってる君だった。
カンカンカンカン
グシャ
ぬこ
ぬこ
ぬこ
ぬこ
ぬこ
ぬこ
ぬこ
コメント
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んぁぁぁぁぁぁぁぁぁしゅきです