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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

こんっっっちゃ!

新連載っ!(じゃない気が)

歌を物語にするお✰︎

で、登場するのは〜?

華(ハナ)ですっ!

名字は未定✰︎

毎回変わるからね〜

男の子の方は

秋斗

秋斗(アキト)で~す

はい!楽曲は……

うん。当ててみ

絶対みんな知ってる
(知らん人もいるだろ)

じゃ〜ね。(じゃない)

じゃっ!どーぞ!

昨日人を殺したんだ

君はそう言った

梅雨時ずぶ濡れのまま

部屋の前で泣いていた

夏が始まったばかりと言うのに

君はひどく

震えていた。

そんな話で始まる

あの夏の日の記憶だ。

殺したのは隣の席のいつも
虐めてくるアイツ

もう嫌になって肩を突き飛ばして

打ちどころが悪かったんだ

もうここにはいられないと思うし

どっか遠いところで死んでくるよ

そんな君は僕は言った

秋斗

それじゃ僕も連れてってよ

財布をもってナイフを持って

携帯ゲームもカバンに詰めて

いらないものは全部

壊していこう

あの写真もあの日記も

今となっちゃもういらないさ

人殺しと

ダメ人間の

君と

僕の

旅だ

そして僕らは逃げ出した

この狭い狭いこの世界から

家族もクラスのヤツらも何もかも

全部捨てて君と2人で

遠い遠い誰もいない場所で

2人で死のうよ

もうこの世界に価値などないよ

人殺しなんて そこら中に沢山湧いてるじゃんか

君は何も悪くないよ

秋斗

君は何も悪くないよ((ボソ

結局僕ら誰にも愛されたことなど なかったんだ

そんな嫌な共通点で 僕らは簡単に信じあってきた

君の手を握った時微かな震えも 既になくなっていて

誰にも縛られないで

2人線路の上を歩いた

金を盗んで2人で逃げて

どこにでも行ける気がしたんだ

今更怖いものは 僕らにはなかったんだ

額の汗も落ちたメガネも

今となっちゃどうでもいいさ

あぶれ者の小さな逃避行の旅だ

秋斗

いつか夢見た優しくて

秋斗

誰にも好かれる主人公なら

秋斗

汚くなった僕たちを見捨てずに

秋斗

ちゃんと救ってくれるのかな

そんな夢なら捨てたよ

だって現実を見ろよ

シアワセの4文字なんて
なかったじゃないか

今までの人生で
思い知ったじゃないか

自分は何も悪くねぇと

誰もがきっと思ってる……

あてもなく彷徨う蝉の群れに

水も無くなり揺れ出す視界に

迫り狂う鬼たちの怒号に

馬鹿みたいにはしゃぎあい

ふと君はナイフをとった

チャキ

秋斗が今までそばにいたから

ここまで来れたんだ。

だからもういいよ。

もういいよ。

死ぬのは私ひとりでいい。

そして君は首を切った

まるで何かの映画のワンシーンだ

白昼夢を見ている気がした

気づけば僕は捕まって

君がどこにも見つからなくて

君『だけ』がどこにもいなくって

そして時は過ぎていった

ただ暑い暑い日が過ぎてった

家族もクラスの奴らもいるのに

何故か君『だけ』はどこにもいない

あの夏の日を思い出す

僕は今も今でも歌ってる

君をずっと探しているんだ

君に言いたいことがあるんだ

9月の終わりにクシャミして

6月の匂いを繰り返す

君の笑顔は

君の無邪気さは

頭の中を飽和している

誰も何も悪くないよ

君は何も悪くは無いから

もういいよ投げ出してしまおう

そう言って欲しかったんだろ?

秋斗

なぁ……。

歌を物語にします!

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350

コメント

17

ユーザー

あッ、200も押してしまったッッッ(ハート

ユーザー

『あの夏が飽和する。』だ!

ユーザー

ハート100以上押してくれた人は 曲をリクエストしてもいいですよ ただし私が知ってるのですが…… (私が押したって嘘ついちゃダメですよ) 別に1000以上押してくれたっていいんですよ〜?w

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