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私には苦手な人がいる
クラスメイト
クラスメイト
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
大笑いしている岡山 銀河だ
クラスメイト
クラスメイト
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
銀河はぺこりもせず、女の子の方を全く見ず、プリントを受け取った
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
そう
銀河は女子に無関心で冷たいのだ
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
私の机に寄りかかっている、友達の美宇がボソリと呟く
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
私は、人から冷たくされるのが苦手だ
だから、銀河みたいな人は大の苦手だ
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
無愛想で優しくないのに
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
銀河はそういう性格だけど、顔がいいからすごくモテる
女子は「いつか自分に興味を持ってくれるかもー！」と張り切っているらしい
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
堀口 美宇(ﾎﾘｸﾞﾁ ﾐｳ)
(お手洗いから出る)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
ハンカチをしまっていると、ポケットから青い貝殻を落としてしまった
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
拾おうとした時、誰かが青い貝殻を踏んでしまった
パキッ、という小さな音が私の耳には大きく聞こえた
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
落としてしまった私が悪いけど、ショックは大きい
割れてしまった青い貝殻を拾おうとした時、踏んだ人の上履きの名前が見えた
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
恐る恐る顔を上げると、岡山 銀河が私を冷たく見下ろしていた
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
早く貝殻を拾おうとしたら、銀河が口を開いた
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
話しかけられるとは思っていなかった
だけど、それ以上に......
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
苦手な人に言い返すのは怖い
でも、大事なものを「ゴミ」と言われたら見過ごせない
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
銀河はそう言うと貝殻の欠片を蹴った
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
岡山 銀河(ｵｶﾔﾏ ｷﾞﾝｶﾞ)
そう吐き捨てて、銀河はどこかへ行った
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
バラバラになった、青い貝殻の欠片を呆然と見つめる
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
川島 朔良(ｶﾜｼﾏ ｻｸﾗ)
ますます岡山 銀河のことが苦手だ
コメント
2件
1話だけで神作かもしれないです（（！？
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