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悠翔(はると)
陽葵(ひまり)
あらたろ
Kanade
悠翔(はると)
あらたろ
Kanade
Kanade
その時
木々をかき分けて誰かが駆けてきた
トレーダー
手には交易用の箱を抱え、汗が額を伝っていた
悠翔(はると)
トレーダー
悠翔(はると)
トレーダー
トレーダー
あらたろ
あらたろ
あらたろ
トレーダー
トレーダー
Kanade
トレーダー
あらたろ
悠翔(はると)
トレーダー
悠翔(はると)
陽葵(ひまり)
Kanade
悠翔(はると)
そして、夜になった
悠翔(はると)
トレーダー
陽葵(ひまり)
トレーダー
あらたろ
Kanade
森の静寂を、突如、鈍い音が破った
悠翔(はると)
仲間の声が耳に届く前に、枝の影から何者かが飛び出した
カルト集団
鹿の頭蓋骨を被ったカルト信徒だ 手には斧や鎌を持っていた
月明かりに照らされるその姿は、人間とは思えぬほど不気味で、 足音すらも不自然に揃っている
あらたろ
Kanade
あらたろ
枝が腕をかすめ、落ち葉が舞い上がる中、 信徒たちは円を描くように包囲してくる
カルト集団
木々の影からもう一人の信徒が飛び出し、斧を振り下ろす
悠翔(はると)
陽葵(ひまり)
陽葵は間一髪でかわしたが、悠翔は腕に切り傷ができてしまった
あらたろ
あらたろ
あらたろ
悠翔(はると)
枝を蹴って足場を確保し、斧でなんとか応戦し続けた
Kanade
陽葵(ひまり)
その時、
鹿の鳴き声が響き、信徒たちが後退した
カルト集団
森の闇の中、息を切らす仲間と互いに目を合わせた
悠翔(はると)
トレーダー
トレーダー
森はまだ、敵の影に満ちていた