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イズミ
イズミ
カズミ
イズミ
カズミの顔を見た途端、掛けてあった 布団を押しのけて飛び起きる。
カズミ
カズミ
カズミ
そう言ってニコリと笑いかける。
イズミ
今は、この空間に二人きり。 以前はずっとそうだったが、 環境の変化によって今はほんの少し 特別に感じる。
…と、ここであることを思い出す。
イズミ
イズミ
クラミィ
その言葉とともに突然、 背後から抱きしめられる。
イズミ
イズミ
クラミィ
イズミ
イズミ
クラミィ
クラミィ
(頭を叩く)
ファルク
クラミィ
クラミィ
ニル
イズミ
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
イズミ
彼女は兄と比べ、 戦闘経験も運動能力も低い。
勿論それでも人並みを超えているのだが 彼女はいつも、自分の強さに 自信を持てずにいた。
イズミ
カズミと目が合う。
彼は親指を立てて 眩しい笑顔を彼女に向けた。
カズミ
イズミ
クラミィ
クラミィ
ファルク
ファルクが口を布で覆い、 ホコリ落としを手に清掃に励んでいる。
クラミィ
ファルク
そう話していると、 クラミィの手に何かが当たる。 何か身に覚えのある手触りだ。
クラミィ
クラミィ
ファルク
クラミィ
イズミ
カズミ
ニル
カズミ
クラミィ
玄関の扉が激しい音を立てて開く。
クラミィ
イズミ
彼女が1m程の長い木箱を床に置き、 鍵を開ける。
隠された宝を今目の当たりにするかの ように、ゆっくりとそれを開く。
(木箱の軋む音)
中に入っていたのは、 紅い光沢に包まれた脚鎧。
中世的なデザインだが、機械パーツが 幾つも取り付けられている。
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
ニル
ニルが目を輝かせ、 それをじっと見つめる。
クラミィ
クラミィ
イズミ
イズミ
カズミ
カズミ
ファルク
ファルク
カズミ
ファルク
クラミィ
イズミ
紅い鎧を脚に纏ったイズミは、 デコボコの大地を踏みしめてそう呟く。
彼女の髪のインナーカラーや 服装にぴったりで、様になっている。
クラミィ
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
イズミ
イズミ
(火が噴き出す)
途端、鎧から青い炎が噴き出す。
その火力は凄まじく、イズミの体が 簡単に宙に浮いてしまうほどだった。
イズミ
クラミィ
両手を左右に伸ばし、 何とか体の平衡感覚を掴む。
クラミィ
イズミ
クラミィ
クラミィ
イズミ
イズミ
イズミ
そう唱えた瞬間 炎の勢いが格段に上昇し、 体が天高く昇ってゆく。
イズミ
空中で完全にバランスを崩し、 さらにパニックに陥る。
イズミ
イズミ
『止まれ』!!!
すると炎が完全に途絶え、 宙での移動を辞める。
しかし無慈悲にも、 重力に逆らうことは出来ない。
物理法則を破ることは不可能である。
イズミ
クラミィ
クラミィ
クラミィ
(地面に衝突する)
イズミ
イズミ
クラミィ
イズミ
イズミ
幸い、ドラゴが衝撃を受け止めており、 クラミィは準重傷で済んだ。
また、彼女は痛みよりも 背に乗っていたイズミの尻の感触に 興奮していた事は誰も知らない。
クラミィ
Profile.12 多機能凶器 " 槍牙「扇雲」"
柄の方先に刃、逆方に鈍器のついた 槍型の多機能凶器。
特殊な磁場を発生させ、浮遊操作する ギミックを有している。
凶階:CRAY (LITE 》CRAY 《 SCALE)
???:γ020