夏澄かずみ
紫音しおん
そう言って君は笑った
きっと無理してる、分かるよ
夏澄かずみ
紫音しおん
夏澄かずみ
紫音しおん
夏澄かずみ
夏澄かずみ
夏澄かずみ
夏澄かずみ
夏澄かずみ
紫音しおん
いつもは勇敢な君だけど
心なしか今日は小さな子供のようだった
『俺のせいで母さんが倒れた』
君はそう言っていた
紫音しおん
紫音しおん
紫音しおん
夏澄かずみ
僕は反射的に紫音を抱きしめていた
お願いだから、そんなに自分を責めないで
こんな僕は君の背中をさすることしか出来ないけど、、、
『誰も何も悪くないよ』
『紫音は何も悪くないよ』
何で言えなかったんだろう
僕が一番知っていたはずなのに
君が一番欲しかった言葉のはずなのに
あぁ僕は本当に『ダメ人間』だ
それからも君はずっと泣いていた
どうして、、、
どうして神様は
こんなにも温かい人を
こんなにも優しい人を
不幸にするのだろう
何か悪いことしましたか?
君は人一倍責任を感じやすい
もうこんな思いはさせたくない
いや、、僕がさせない
僕は密かにそれを決意した
むぎ
むぎ
むぎ
むぎ
むぎ
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