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2人で登校して教室に入って。

花川

ねえ、やっぱりなんか元気なくない?

慎太郎

元気も何も。

花川

え、?

花川

きゃっ、

慎ちゃんに壁ドンをされた。

抜け出そうとしても、慎ちゃんはガタイがいいから抜け出せない。

そして 視線が絡む。

慎太郎

最近さ、樹ってやつとか、北斗とかと仲良くしすぎじゃね?

花川

え、?そんなこと…

慎太郎

ある。

花川

ご、ごめんね、?

慎太郎

今ここで言うのもなんだけど、

慎太郎

俺、小さい時からずっと睦姫が好き。

慎太郎

もちろん 今も。

花川

慎ちゃん…。

慎ちゃんは今までこんなことを言わなかった。

驚きが隠せないまま、俯くと、顎を持ち上げ、顔を上げられた。

慎太郎

返事はゆっくりでいい。

慎太郎

それと、もし俺じゃなくても、この関係はやめないで欲しい。

花川

そりゃもちろんだよ!

花川

慎ちゃんとは何があってもずーっと幼馴染だし、大親友だよ!!

慎太郎

笑笑。

慎太郎

睦姫は優しいね。

花川

え、

優しく頭を撫でて、教室を出た。

今日は 何故か集中できない。

と言うか、ココ最近。

昨日は 樹くんから、好きだよ。って言われて、

塾の帰り道、松村先輩にそっか、良かった。笑 って。

その上、北斗って呼んで。だなんて。。

そして今日。 幼馴染でもあった慎ちゃんに壁ドンからの告白。

だから 私の脳は色々とパンク寸前。

とりあえず、昼休み、私は気晴らしに屋上に行くことにした。

誰かいるかもしれないからと思い そっとドアを開けると、やっぱりそこには樹くんと松村先輩の姿があった。

何か話しているようだったので耳を傾けてみた。

北斗

樹、お前 ほんとに睦姫ちゃんのこと好きなの?

もちろん。じゃなきゃ 他の女と切らねえし。

北斗

悪ぃけど 俺が睦姫ちゃん貰うから

ふん。笑 それはどうかな?笑

北斗

余裕そうだな。笑

俺、何気に睦姫の弱み握ってっから、笑

それに俺たち付き合ってっし。

花川

…乱用してる、、

話を盗み聞きしていると、

??? ) ねえ、ここで何してるの?

色白。整った顔。ハーフアップの金髪。

…まずい。

花川

…大我さん…

大我

って 花川じゃん。

大我

どしたの?

花川

え、えーっと、そのぉ、、

花川

屋上に行こうとしてたらあの2人がいて、どうしよっかなあって、、

大我

入っちゃえば??

と言って入ろうとする 大我さんに

花川

ああっ!待ってくださいよっ!!!

大我

あ、ちょ、しーっ

と大我さんの人差し指が私の唇に当たる、

そして 話していた、2人がこちらに近づいてきた、

大我

…もういっその事バレちゃおっか。笑

花川

…です、ね笑

きょもに睦姫じゃん。

花川

…?!

大我

あれ?樹この子知ってんの?

おん。俺の彼女

大我

えっ!?

花川

いや、違いますよ!

花川

…いや、違くはないですけど、、

北斗

……

大我

え、?樹?

きょも、こういうことだから。

大我

樹と花川が付き合ってたんだ。

北斗

…京本っ、

花川

2人とも、お言葉とても嬉しいです。

花川

けど、私みたいな地味な後輩よりも、同い年の可愛い先輩と付き合ってた方がいいですよ。笑

花川

皆さん とてもかっこいいんですから。笑

花川

では、私はこれで、失礼します。

可愛げがない私。 いっその事嫌われればいい。

樹くんにも大我さんにも、、

松村先輩にも。

そう思いながら、教室に戻った。

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コメント

3

ユーザー

え,? 睦姫ちゃんどちたの?(赤ちゃん言葉やめろ 病んだの?!(失礼

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