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記憶

3 - 第3話 愛してる

♥

210

2025年01月24日

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今回は番外編です

急展開注意です

青桃 ご本人様には一切関係ありません 似たような作品があっても、パクリ等はしていません

俺は今、研究所で薬の開発をしている

何の薬かって?

それは、

No.5

記憶を甦らせる薬…

No.5

……

No.5

ないこ…っ

あの日、ないこが亡くなった日から俺は決意していた

No.5

飲んでも死ぬことのない、記憶を甦らせる薬を作る…

そのために事故の怪我を早く治して、 たくさん勉強してきた

No.5

この薬が、ないこのことを思い出させてくれた

No.5

でも、ないこは、俺の記憶と引き換えに亡くなった

No.5

寂しいし、辛いし……

No.5

俺のせいで、って思うことは数えきれない程ある…

No.5

それでも、この薬が俺と
ないこの愛を取り戻してくれたのは事実で

No.5

この薬には本当に感謝してる

No.5

だから俺は、この薬をこれからの未来へと引き継ぎたい

No.5

俺たちみたいになってしまった人達が、再び幸せになれるように……

No.5

そして、幸せなまま、長く共に生きられるように…

そしてさらに数年後

俺は、薬の開発に成功した

飲んでも死ぬことのない、記憶を 甦らせる薬

事故の後遺症、記憶障害が治ったみたいだ…!

この薬のおかげで、息子が母のことを思い出してくれました……!!

この薬には感謝しかない…

愛する恋人が、俺のことを思い出してくれてよかった……

この薬はすぐに有名になり、 毎日たくさんの人が救われている

No.5

この人も……この人も……

No.5

この薬のおかげで、幸せな状態に戻れた人がたくさんいる……

No.5

俺が望んでたことが、ようやく叶ったんだ……

No.5

なぁ……ないこ……

No.5

俺、頑張ったよ

No.5

ないこがおらん世界はさ、正直、光なんて全くなかった

No.5

どんどん暗い沼の中に沈んでいくような…

No.5

それでも、ないこが俺に教えてくれたこと

No.5

大好きなないこが命を呈して教えてくれたことだから、毎日頑張ったよ…

No.5

ないこ……俺のこと、見てくれてるかな

No.5

今もずっと、愛してんで…

No.5

うぁっ…ポロッ

No.5

ないこ…っ…ポロポロ

No.5

うわ"ぁ"ぁっ ポロポロ

他の研究者たち

……(実は部屋にいるけど気付かれてない)

他の研究者たち

(いふさんが、この薬を研究してた理由を知ってる)

他の研究者たち

(だからこそ、こういう姿を見るとグッとくるものがある……)

他の研究者たち

(いふさん、本当にないこさんのことを愛していたんだろうな……)

今日は何年ぶりかに、思い出の 場所に来た

No.5

なつかしいなぁ……笑

ここで、俺らは告白をして付き合った

No.5

何回目のデートだったっけな…

No.5

ここに2人で来たときに、ないこに好きだって言われて……

No.5

俺も好きだったから、俺からも告白して……

No.5

ここが両想いになった場所…

No.5

……ないこと最後に話すのはここがよかったな

No.5

なんて……笑

ないこを思い出すと、想いが止まらなくなる

もう二度と会うことはできない彼への 気持ちが、抑えられなくなる

だから、いつもは深く考えないように してるけど

今日ぐらいは、ちゃんと思い出に浸ってもいいかな

No.5

……帰るか

どれだけここにいたんだろう

No.5

っしゃ、また明日から頑張るかぁ

そう呟きながら方向転換した

その先に

No.5

ん……?

小さい子供が立っていた

小学校低学年くらいの

No.5

どうしたんやろ、あの子

No.5

迷子とかやったら、警察行かなあかんよなぁ…

そう思い、その子に近づいた

No.5

……あのぉ、ぼく…?

男の子

……

No.5

えぇ……あのぉ〜…?

男の子

あっ……

男の子

お兄さん、俺のこと呼んでた…!?

No.5

あっ、いや呼んだって言うか……

No.5

1人で立ってたから、大丈夫かなーって……

男の子

そうだったんだ!

男の子

俺は大丈夫だよ!

No.5

あ、そうなん

No.5

よかったわ…

男の子

うん!

男の子

この海に来るとね、なんか懐かしい感じがするの

No.5

へぇ……

男の子

ここに来た記憶はないのに、思い出がある気がして

男の子

すごく大切な何かがね、あったような気がするの

No.5

そうなんやね……?

No.5

(この子も、記憶をなくしてしまったんか……?)

男の子

………

No.5

……?

No.5

どしたん?急に黙って…

男の子

いや……

男の子

んー……?

No.5

……なんかおかしいで

No.5

なんかあったやろ

男の子

お兄さんに、会ったことある気がする……

No.5

え?

男の子

お兄さん、俺のこと知ってる…?

No.5

いや、知らないな…

No.5

そもそも子供との関わりが全くないし…

男の子

そっか…

男の子

なんでそう思ったんだろ……

No.5

さぁな…?

男の子

んーまぁいいやっ!

No.5

いいんか

男の子

うんっ!

男の子

お兄さん、心配してくれてありがとね! ニコッ

No.5

……っ!?

No.5

えっ……?

男の子

……?

男の子

お兄さん、どうしたのー?

No.5

あっいや、なんでもないで

No.5

大丈夫や

男の子

そっか!よかった!

男の子

……あっ!

No.5

……なんや?

男の子

お兄さんの名前知りたい…!

No.5

俺の名前?

男の子

そう!せっかくだし!

No.5

あー……なるほどな

No.5

俺はな、いふって言うんよ

男の子

いふ……!

男の子

いい名前!

No.5

そうか?ありがとな笑

男の子

うん!

男の子

俺はね、ないこって言うの!

No.5

はっ……?

No.5

ない、こ……?

男の子

……?

男の子

うん!

No.5

ないこ……ないこ……

男の子

俺の名前がどうかしたの……?

No.5

……ううん

No.5

いい名前やな…ニコッ

男の子

でしょー!?

No.5

おん……

男の子

それじゃまたね!お兄さん! ニコッ

男の子

フリフリ (手を振る)

No.5

お、おう……またな…

No.5

フリフリ (手を振り返す)

男の子

スタスタ

No.5

…… ドンッ

男の子の姿が見えなくなった途端、脚の力が抜けてしまった

地面に座り込む

No.5

……なんでや……

No.5

なんで……?

No.5

ないこ…?

No.5

名前が全く同じなんてこと、あるんか……?

驚きすぎて、まったく信じられない

No.5

さすがに偶然よな……っ

No.5

そんなこと、あるわけ……っ

No.5

でも、あの男の子の笑い方、ないこにそっくりやった……っ

No.5

あの、無邪気で明るくて、見てるこっちが幸せになれる笑顔……

不可解なことすぎて、頭の処理が追いつかない

No.5

なんで……

"なんで"

さっきから、この言葉しか出ない

No.5

……まさか…

そして、ある考えに行き着いた

No.5

ないこの生まれ変わり…?

そんな気がしてきた

No.5

喋り方から伝わる元気さ

No.5

ふわふわな髪の毛

No.5

綺麗な大きい目

No.5

無邪気な笑顔

No.5

そして、同じ名前

No.5

……

No.5

……ないこなんか…?

そう考えると、辻褄があう

No.5

あの子が言ってた、この場所を懐かしく思う気持ち……

No.5

俺と出会った場所だから…?

No.5

大切ななにかって、俺の事…?

ただの考えすぎかもしれない

ないこがいない寂しさに、ついに おかしくなってしまったのかもしれない

でも、

No.5

ないこ……

No.5

また会えたのかもしれへん……

勘違いでもいい

再び、ないこに会えた

No.5

ないこ、生まれ変わってくれたんかな

もしそうなら、

No.5

ないこが生まれ変わってもまた会うなんて

No.5

俺らどんだけ惹かれあってんねん……笑

No.5

……また会えてよかった

今度の人生は、好きな人と ずっと長く生きてほしい

No.5

俺はないこが生まれ変わっても

No.5

ずっと愛してんで

番外編はこれで以上となります

出すのが遅くなってしまいました 申し訳ありません……

ここまでお読みいただき、ありがとう ございました

記憶 #3 愛してる

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