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12月も半ばに入った。
相変わらず行動のほとんどが3人で
やからこそはっきりさせたい。
いや、させるべきや。
キイ…、カツ、カツ、
錆びた扉が開き、足音が聞こえる
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僕はいむくんと向かい合う
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俺は息を深く吸い込む
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いむくんの、すべてを見透かすような 純透明な瞳を見つめて言った。
さすがに予想外だったのか、 いむくんは困惑の色を浮かべる
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たぶん、一瞬やった。
初めて会った時、笑いかけてきた いむくんの顔は、未だに覚えてる。
あれは転園してきた日のこと
――――――
カタン、
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僕の名前を呼んだいむくんの顔は 忘れたくても忘れられるもんじゃない。
あんなん、忘れられるわけない
それから俺らはずっと一緒で、
いむくんが引っ越す日は大泣きした
いつでも、いむくんは優しかった
俯いたいむくんの顔
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は……?
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そう言って座り込む俺に いむくんの足音が近づく
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遠ざかって行く足音。
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わかってた
やっぱり、いむくんは誤魔化せへんし
いむくんも俺に隠し事なんかできひん
わかってる
わかってる
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りうちゃんには、勝てへんな
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教室に戻った瞬間、 りうちゃんが話しかけてくる
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…やばい、ちゃんと喋れてるかな、
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『はっはっはっはっは、』
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……やっぱり、今の俺じゃ あかんのやろうな
いむくんの隣にいるんは
キーンコーンカーンコーン
俺らは真っ先に教室を出る。
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あ、これあかんやつや
てか童てなんや童て。 聞いたことないわ
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…ああまた、”始まった”