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人間と妖怪

第12話 - 人間と妖怪11

100

2019年09月08日

#フィッシャーズ

#フィクション

#二次創作

natsu@睡眠不足な勉強不足

natsu

どーも皆さんこんにちは〜natsu@睡眠不足な勉強不足です。

natsu

今日だけでもたくさんの❤を頂きありがとうございました！

natsu

書いている身と致しましては、嬉しい限りでございます。

tsuna

明日.....テスト返ってくる
嫌だあああ└( 'Д')┘ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

natsu

うん、私も手が震えて止まらないよ。

tsuna

学校を爆破する方法は無いのか！？

natsu

せめてテストを無くして！

natsu

そんなこんなではありますが、11話どうぞお楽しみください。

tsuna

誰か私にデスノートを！！

natsu

絶対駄目！！

兄クロード

アイツらも大きくなったんだな。

俺はマサイとザカオの喧嘩を片付けて歩き出した。

兄クロード

あの時は、まだ何にも分かってなかったガキだったのに...

兄クロード

.....俺も歳とったな...

兄クロード

さて...と、

俺は目の前に崩れ落ちているツクヨミに目を向けた。

兄クロード

誰がアイツらに手出しさせると思ってんの？

ツクヨミ

......阿修羅の化身か........

ツクヨミはそう言うと血を地面に吐きつけた

兄クロード

お前にアイツらの邪魔はさせない。

ツクヨミ

全く....過保護なお兄さんね...そんなんだと、いつまでも弟は独り立ちしないわよ？

兄クロード

生憎、アイツは俺の下の立場にもうなってんだよ。

ツクヨミ

.......権力の乱用ね

兄クロード

減らず口もあと少しの命のようだけど？

ツクヨミ

くっ......

兄クロード

消えろ、亡霊。

ダーマ

待って！

兄クロード

.....ダーマ?!
何で....ツクヨミに取り込まれたんじゃ...

ツクヨミ

隙あり....

兄クロード

なっ?!

俺はツクヨミに刀を向けられていた

ツクヨミ

形勢逆転？

兄クロード

何でダーマがそっち側なんだよ....

ツクヨミ

さぁ?頭で考えたら？

兄クロード

.......良いこと考えた

ツクヨミ

何をしようというの？
この状態で

兄クロード

『阿修羅』舐めんなよ？

そう言って俺は3人に分裂した。

ダーマ

分裂した....

ツクヨミ

へぇ...一人に傷がつけば一体どうなるのかしらね！？

兄クロード

お前の攻撃くらいじゃあ、擦り傷さえもつかねぇよ。

ツクヨミ

黙れ！

ダーマ

ツクヨミもう止めて！

ツクヨミ

お前はたかが､容れ物なんだ！！
中身に指図するな！

ダーマ

ツクヨミ！

兄クロード

......ダーマが容れ物？
舐めんのもいい加減にしろよ？

兄クロード

こいつは容れ物なんかで収まる奴じゃない。

ダーマ

シルクの兄ちゃん......

ツクヨミ

くっ....

3人に別れた兄クロードの一撃一撃がツクヨミにダメージを与えていく

ツクヨミ

あぁあああああああぁああああああああああああああああああああぁぁぁ

兄クロード

終わりだ、

ダーマ

待って！

兄クロード

ダーマ？何で止めるんだよ..

ダーマ

俺が話をつけるから。

兄クロード

.....何でそこまでして..

ダーマ

ツクヨミだって､最初はこんな奴じゃ無かった。俺はツクヨミの過去を知ってしまったから｡

兄クロード

......だからって...一度自分を殺した相手を信じるなんて.....

ダーマ

もし、俺が殺されそうになったら助けてくれるでしょ？

兄クロード

.......はぁ、好きにしろ。
その代わり、危険と判断したら止めるからな。

ダーマ

分かってる、ありがとう

ダーマはそう言うと、ツクヨミと向き合った｡

ダーマ

ツクヨミ

何故､私を殺させてくれなかった？

ツクヨミ

私がお前の体を操っているから？

ダーマ

そんな理由じゃないよ。

ツクヨミ

じゃあ、何で...

ツクヨミ

貴方の父の敵なんだぞ？！

ダーマ

俺の話聞いてくれない？

ダーマ

俺とお前って何か似てるんだよね

ツクヨミ

はぁ？
私と貴方が?!

ダーマ

あぁ、好きな物を好きと言えなかったり､自分の悩みを人に相談出来なかったりするとことか、全部少しずつ似てるんだよ。

ツクヨミ

ふざけるな！！

ツクヨミ

貴方に私の苦しみが理解できるの！？

ダーマ

分かるよ。

ダーマ

お前は生きたかった。殺されてしまった家族の分まで、何がなんでも生きたかった。.......そうだろ？

ツクヨミ

............

ダーマ

俺の爺ちゃんはさ、お前の事知ってたんだよ。

ツクヨミ

な....何を...言って..

ダーマ

だから、父さんが20歳になった時点で死んでもいいってお前に言ったんだよ。

ダーマ

ツクヨミ､お前はもうひとりじゃない｡

ツクヨミ

そんな...私の存在証明は生きたいっていう事だけだったのに....

ツクヨミ

私は存在することさえも否定されるの！？

ダーマ

違う。俺がお前の代わりに生きてやる。

ツクヨミ

貴方が私の代わりに？

ダーマ

命ってバトンなんだよ。

ダーマ

誰かがリレーのように繋いでいってこそ価値のあるもの。

ダーマ

だからこそ、俺に生きる価値を与えてくれないか？

ツクヨミ

........貴方は私の過去を知ってしまったからそんな事を言うのか？

ダーマ

それだけが理由な訳ないじゃん。

ダーマ

約束したんだよ。お前と

ダーマ

お前の生きる意味になるって

ツクヨミ

.....貴方は救いようのないお人好しだ

ダーマ

それでもいいよ｡

ツクヨミ

私は生きることに執着しすぎていたのかもしれないね。

ダーマ

生きたいって思うのはみんな一緒だよ。

ツクヨミ

貴方は随分、私のことを思ってくれるのね。

ダーマ

父さんから昔言われたんだよ､救おうと手を伸ばしたのを助けようとするのなら、その手を離さないという覚悟を持つことだって。

ツクヨミ

そうか....
貴方に体も返してあげるよ。

ダーマ

....上からな所も似てんのかもね。

ツクヨミ

.....力は必要?

ダーマ

......それなんだけどさ、
俺って欲張りだから

ダーマ

友達も力もどちらも貰っておくよ。

ツクヨミ

ふっ......最悪なくらい欲張りね、

そう言ってツクヨミは笑いながら目から涙を零した

ツクヨミ

せいぜい、生きてみなさい｡私の代わりに

ツクヨミ

もし、つまらない生き方などしてみろ。呪い殺すからね?

ダーマ

分かってるよ。

ダーマ

またね､ツクヨミ。

ダーマ

今まで生きてくれてありがとう。

ツクヨミ

！.....敵にそんな事を言う貴方が嫌いじゃない。

ダーマの精神体がツクヨミを乗っ取ってから数分が経った。

ダーマ

.....シルクの兄ちゃん？

兄クロード

ダーマか？

ダーマ

うん

兄クロード

あいつは？

ダーマ

ツクヨミの事？彼女は､俺の代わりに消滅していったよ。

兄クロード

どうやって？

ダーマ

俺がツクヨミの代わりに生きることに決めたんだよ。

兄クロード

そうか...なら、アイツらに会いに行ってやれよ?

ダーマ

え、無理。

兄クロード

はぁ！？

ダーマ

だって､シルクに喧嘩売ってるし....
俺もう死んだことになってるし....

ダーマ

会うのが恥ずかしいから......

兄クロード

分かった。俺が連れて行けばいいんだな？そういう事だな？

ダーマ

そういう事じゃないよ。
落ち着いて?お願いだから阿修羅モード解除して？

兄クロード

断る。

兄クロード

せっかく､俺がわざわざ戦ってあげたのにお前はそういう事するんだ、へぇ〜

ダーマ

だから、今度自分で会いに行くから、今日は大丈夫だから。

兄クロード

約束できんのか？

ダーマ

子供じゃあるまいし、

兄クロード

そう言って､お前行かない気がするわ

ダーマ

どんだけ信用ないのさ俺

兄クロード

........とりあえず俺はアイツらに状況説明しに行くからついてきたかったら勝手に来い。

ダーマ

絶対について行かない！

兄クロード

本当､素直じゃねぇな。

natsu

何と！お兄ちゃんが倒してくれちゃいました！

tsuna

想像もつかないラストだったわ

natsu

何か、皆の期待を裏切りたくなったんだよねぇ。

tsuna

.......ガキか

natsu

あぁん?(ﾟДﾟ#)

tsuna

ガキ

natsu

.......後で殺す
では、皆さん、一応まだ続くので、見放さいてくださいね！？

tsuna

次の話は❤100で書きますので、

natsu

また次の話でお会いしましょう。

tsuna

アデュー。

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