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優美
昔と変わらない庭石に昔と比べて小さく見える盆栽。
優美
優美
私は懐かしさを感じながら実家へ宿泊する為の荷物を家まで運んでいた途中、後ろに人のいる感覚と覆い被さる黒い影が落ちた。
優美
違和感を覚え後ろを振り向いてると 背が高くガタイのある、少し虚ろな目をした男性が真後ろに立っていた。 少し、少しだけ威圧感を感じた
優美
私は驚きで腰が抜けてしまい荷物共々その場に倒れ込んでしまった
優美
紛れもない洋ちゃんだった。 でもあの時と違う 伸びた髭、増えた皺、落ち着き様。 私はあの時の洋ちゃんへの想いを思い出した
洋治
洋ちゃんは倒れた荷物をささっと直し私に手を伸ばしてくれた
洋治
洋ちゃんが私の腰に着いた汚れを大きな手ではらってくれる。意図してないだろうけど少し力が強くてはらう度少しよろける。
優美
驚きと恥ずかしさで言葉が中々出ない。
洋治
クスッと笑い合いながら目を合わせる
優美
優美
洋治
少しだけ表情が堅くなったのを感じた 普通に呼ぶのは良くなかったのかな。
優美
洋治
優美
洋ちゃんは私の荷物を軽々と家の中へ持ち運んで行く
優美
洋治
優美
洋ちゃんは優しく微笑み返して長い脚でスタスタと家の中へ向かって行った
優美
洋治
洋治
人1人の部屋にしては十分すぎる広さの部屋を 貸してもらえた。
優美
洋治
優美
何処か切なそうな目をして洋ちゃんはそう言う
洋治
優美
洋治
優美
さっきの目とは違い少し嬉しそうな目に見えた そうか、この人は寂しいんだ。 そう思い、私はしばらくここに泊まる事にした。
洋治
優美
洋治
手伝おうとしたがすぐ却下されてしまった
優美
ネット環境も整っていないから 良い機会かもしれないと思い 部屋を探索して見る事にした。
見慣れない木の天井を見る。 少し古い木の匂い、窓を開けて風を感じる。 風通しが良くこのまま寝てしまいそう。
襖を開けると少し埃とヒノキの香りがする。 綺麗に畳まれた布団と枕が置いてあったり 昔の本の様な物が並べてあった。
優美
最近使った様な跡がある。 もしかして洋ちゃんの布団だと思い枕だけ 取り出してみる。
優美
優美
少しだけ枕に顔を埋めた。 洋ちゃんの香りがする…
優美
…
……
………
…優美…ちゃん?
優美
背筋が凍った
洋治
洋ちゃんが知らない内に部屋に入ってきていた
優美
優美
洋ちゃんは目を見開いて私をジッと見ている
洋治
優美
…そんな子だったんだね君は
…ガッカリだよ
優美
焦り散らかして目も泳ぎまくりで 逃げ道がない。
洋治
優美
洋治
優美
頭をコツンとしてきたと思ったら 痛いかもと思ったのか 次は頭をポンポンしてきた 怒っても優しい所は相変わらず隠せてない。
…少し顔が赤らんでいるのが見えた