『　生　き　る　の　が　、　嫌　に　な　っ　ち　ゃ　っ　た　。　』

突然だが私はこの世から去ろうと思う。

それには理由がある。

親の突然死から来る「拒食症」、

「鬱病」

お腹も空かないし

何だか気分も悪い。

一時夕陽を見て、

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀﾄﾞﾀﾊﾞﾀﾄﾞﾀﾊﾞﾀｯｯ…！！！

足音が近づいてくる前に…

ｶﾞﾁｬ

ﾋｭｰｰｰｰｰｰ

ﾄﾞﾝｯｯｯｯｯｯｯ…！！

凄い衝撃音が鳴り響いた。

私の名前はのあ。

今日は、えとさんが自殺するのを、

止めようと思って急いで屋上に行ったけど、

もう遅かった。

なんで私が自殺するって、予知したかって言ったら

幼馴染だから分かる。えとさんは、無理に笑顔を作って、

皆に元気を与えて____

元気だなぁ…w

その時私は気付いてしまった。

えとさんの声は涙声になっていて

鐘)鳴

えとさんはこっちに顔を向けずにでも分かるほど暗い顔をしていた事。

私とえとさんは、昔から放課後は屋上で遊ぶのが日課だった。

辛い日も、

苦しい日も

何でも相談して来た。

だから今日、屋上に来ると予知して

急いだのに…

下を見ると

わ、私何やってんだろｯ…早く通報し無いとなのにｯ…、

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

えとさんは運ばれて

病院に駆けつけ、

ドアの前で止められた。

何でだろう…どうして？

…大丈夫かな…？

…

重症らしく、

全治3ヶ月だけど、

２日後には何とか面会が出来るらしい、

私は、親が居ないけど、親戚の人が居る。

その人達から私のお気に入りの本を持って来て貰った。

「柴犬、未来へ天国へのメッセージ」

この本のあらすじは

元々子犬だった未来が、元飼い主に足を切断され、

右足を無くしたの。

それでも一生懸命這い蹲って

新しい母ちゃんに引き取って貰ったの。

頑張って生きる姿はとても格好良かった。

これは少しだけ私に勇気をくれた。

『犬も頑張って生きてるし、もうちょっと生きよう…！』

でも、犬にも寿命、病気、

様々なものが有る。

犬にも鬱病状態の子だって居るし、

私も頑張ってみたけど

耐えられ無かった…

私だって、

頑張ってんだけどなぁ…、、

少し息がキュッとなって

息が荒くなる。

多分私は人と比べがちで、

自分の評価を低くして相手を高く見る。

それが私だった。

私の損じ価値なんて無いのかなって思っちゃって…、

私は無駄に治療費をかけて

無駄に心配を掛けてしまった。

…

もっと、もっと頑張んないと…

皆以上に頑張んないと、

置いてけぼりはもう嫌だ…、

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