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太宰治

異能を思うままに操れるようにならなければならない。

太宰治

まずは君たちの異能力を把握したいところだけど、

菊地寛

……。

太宰治

はぁー。

太宰治

君は異能を出すどころか、どんな異能力があるかも分からないんだものね。

菊地寛

すみません。

太宰治

芥川くんの異能力は身につける衣服を自在に操る能力。

芥川龍之介

然り。

太宰治

じゃあ、まずは君から鍛えようかな。

ゴッ!!

芥川龍之介

グッ!!?

菊地寛

!?

太宰治

ほら、なにしてるの。

太宰治

ただ殴っただけじゃないか。

太宰治

早く立ってよね

太宰治

異能を扱う訓練なんだから、異能で回避してみせなよ。

芥川龍之介

ぅ、ぐ、。

太宰治

はぁ

太宰治

じゃいいや、守りは後にして

太宰治

攻撃力を強化しよう。

太宰治

攻撃力が上がれば、守りにも生かせる

太宰治

ほら立って。

太宰治

僕を攻撃してみて。

芥川龍之介

っ…!

ドドドド!!

太宰治

…。

太宰治

はぁ、

『人間失格』

芥川龍之介

!!

太宰治

吠えぬ狂犬とはよく言ったものだね。

太宰治

そんな単純な攻撃、当たると思っているの?

ガン!

芥川龍之介

グッ、

太宰治

ポンコツ。

菊地寛

っ、

菊)こ、怖い。

ここは楽園だ。 ご飯も美味しいし、服も風呂もある。 けど、今の状況はどうだ? こんな厳しい訓練に耐えられるわけが無い。

けど、

菊地寛

……。

太宰治

かんくん。

菊地寛

ビクッ

太宰治

感情移入しているとこ悪いけど、

太宰治

君は異能すら使えないポンコツなんだ。

太宰治

芥川くんよりも厳しく育てるから

太宰治

しっかりしてね。

菊地寛

……!

太宰治

芥川くんがへばっている間に君の異能発動訓練をしよう。

芥川龍之介

っ、

菊地寛

……はい。

菊)あんなとこに戻るくらいなら、、またどん底に落ちるくらいなら、今この瞬間を

死んでも守ってやる。

菊地寛

…。

太)…目の色が変わった。

太宰治

面白い。

太宰治

これならどうする?

バンバンバン!!((発砲

菊地寛

!?!?!?

菊地寛

っ!!

異能力

『受難華』!!

太宰治

芥川龍之介

な!?

カンカンカンカン!!((銃弾が跳ね返る

太宰治

……

太宰治

へぇ。

太宰治

それが君の異能力か。

菊地寛

っ、ハァ、

芥)どういうことだ、、あれは、、

太宰治

…相手の異能力をコピーし、数倍の力を発揮させる異能力。

太宰治

君は、芥川くんの異能力をコピーした。

芥川龍之介

太宰治

だが、彼はまだ身を守る技術がない。

太宰治

だから、彼の現時点での力を倍増させることによって身を守った。

芥川龍之介

な、

菊地寛

……。

太宰治

…面白いじゃない。

太宰治

さすがはEPSの実験体だ。

菊地寛

それやめろ。

太宰治

はは。

太宰治

ほら、芥川くんも負けていられないよ。

芥川龍之介

ケホッ……解っている!

異能力…

芥川龍之介

羅生門!!!

太宰治

ドォオォォン!!!

菊地寛

!?

菊地寛

す、すごい、

『人間失格』

芥川龍之介

っ…。

芥)これも避けられたか、!

太宰治

いやぁ、

太宰治

いまのはさすがに危なかった。

太宰治

やるじゃない。

芥川龍之介

…!

太宰治

羅生門、それの名前?

芥川龍之介

ぁ、はい。

太宰治

へぇ。

太宰治

あらゆるものを喰らう"黒獣"と言ったところかな。

太)…うわ、なにイタいこと言ってんの僕。

菊地寛

羅生門…すごい威力だ。

芥川龍之介

当然だ。僕は貴様になど負けぬ。

芥川龍之介

貴様の能力なんぞ、所詮は猿真似だと言うことをいずれ分からせてやる。

菊地寛

えぇ、。

太宰治

プッw

太宰治

急に強気だねぇ

太宰治

ライバル心むき出しでかんくんかわいそー。w

菊地寛

な、💢

芥川龍之介

太宰さんに認めて貰えるように精進せねば…。

太宰治

まぁ、頑張りたまえよ。

太宰治

今日はこれで終わり。

太宰治

傷は森さんに診てもらいなさい。

芥川龍之介

承知。

菊地寛

はい。

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