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ただ単にこの学校の先生たち優しくない??私の通ってるとこと全然違う,,いいなぁ,,
中也ー!君はもう今すぐ寝なさい((何様だよ 国木田さん優しすぎて発狂しちゃう((するな 森さん担任とか最高やんけ、その学校に転校したい((諦めろ 続き頑張ってください!((殴 え、何で?((あ、間違えちゃった☆テヘペロ
国木田 独歩
数学講師、国木田独歩が毅然と授業を進める。
中原 中也
中原 中也
国木田 独歩
国木田 独歩
久々に数学に出たから目をつけられたのだろう。国木田は中也を当てて来た。
中原 中也
国木田 独歩
頷いて再び黒板に向き直る国木田。
隣の席の女子が、笑んで中也へと話しかけて来た。
中原 中也
名前は何だったか___と思いつつ中也は答える。
中原 中也
少女の言葉に少し刺を感じたのは、気の所為だろうか。
曖昧に笑い乍ら中也はそっと目を逸らした。
国木田 独歩
…気を付け
…ありがとうございました
生徒等の声が重なる。
次の授業は如何しようか、と伸びをし乍ら考える中也。
眠いし授業に出るのも気が進まない…
だからと云って、保健室にも行きづらい。
中原 中也
太宰の云った事は真意を測りかねる。中也は目を伏せた。
取り敢えず数学の片付けをして居た時、
国木田 独歩
国木田が話しかけて来た。
中原 中也
国木田 独歩
中原 中也
何かやらかしたのだろうか、と少し緊張し乍ら中也は国木田に着いて行く。
着いた先は多目的室。
国木田が鍵を開け、中也に入れと示す。
中原 中也
軽く礼をして入るも、中には誰も居なかった。
中原 中也
国木田 独歩
国木田 独歩
国木田 独歩
先生間の話題にもなって居たのか___
其の言葉に、中也は少し申し訳無くなる。
中原 中也
国木田 独歩
国木田 独歩
国木田 独歩
軽く顔を顰めて言う国木田。
太宰への心労が思い出されたのだろう…。
国木田 独歩
国木田 独歩
何かを続けようとしたが、上手く言葉が出てこなかった様だ。
中原 中也
睡魔に勝てれば、と云う言葉は喉に押し留める。
国木田が頷き、伝えたかったのはそれだけだ と云って多目的室の戸を開ける。
中原 中也
国木田 独歩
個人の事に深く入ってこようとしない国木田の態度は中也にとって救いだった。
国木田 独歩
中也は言葉に詰まる。
行くか、否か…
だが、今行くのは流石に気まずい。
中原 中也
国木田 独歩
中原 中也
国木田が目を見張る。
早退は殆どして居なかったから、当たり前と云えば当たり前だが。
国木田 独歩
中原 中也
国木田 独歩
そう云うと国木田は教員室へと歩いて行った。
教室からさっと荷物とプリントを取り、中也は足早に学校を後にした。