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SCPをのんびりご紹介〜❗️

9 - SCP-1622 お高いお味のチーズ

♥

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2020年08月31日

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miya

そう言えばメタい話し私達の設定ってあるのかしらね

んー、確かあると思うぞ
まぁ明かされる事はないと思うが

miya

え?なんで?

もし今公開してこの先急にキャラの方向性が変わったら焦るからだそうだ…

miya

えー…

まぁもしリクエストがあれば公開するかもだそうだ

miya

まぁ無いでしょ

うむ、んじゃ今日のSCP紹介だが
SCP-1622 お高いお味のチーズ

オブジェクトクラスはEuclidだ

miya

生物やら人物やら機械はなんとなく想像できてたけどまさか食品にまでSCPがあるとはね…

現在7kgのSCP-1622が、外見上は日光取り込み型の木造パントリーに似せたサイト-██冷蔵保管チャンバーに収容されている

また棚には単独で置かないといけないのと他の棚には、様々な量のプール、ゴールド・スティルトン、カチョカバロ・ポドリコ銘柄のチーズを乗せておき少量であってもSCP-1622以外のチーズの持ち出しは禁止されている

ちなみにこのSCPの実験の際は金メッキを施した純銀の大皿に同じ素材のカバーを添えてミシュランで三ツ星評価を得ているレストランに似せた指定の部屋まで運ばれる

miya

え、私よりいい暮らししてるわよねこのチーズ…

まぁ"お高い"チーズ様だからな

SCP-1622はシロナガスクジラの乳から作られた白く、滑らかで、僅かにきめの粗い質感を持った半硬質チーズだ

Dクラス職員を使った味覚検査では全ての職員が美味しいと回答して、あらゆる料理を補完するものとして知覚されることが明らかになった

ただし、SCP-1622の正確な味を言える者はいなくて化学構造には異常がないことが明らかにされている

miya

うーん、ここまでだとよく分からないけど美味しいチーズね

まぁな

ここからこいつの異常性についてだが
SCP-1622を使ったもしくはSCP-1622自体を食べた場合、その食事の準備に使われた総額によって異常効果が変わる

miya

んー?つまり?

準備等に使われた総額が97,250米ドルを上回る場合は何の効果もなく下回った時に効果が発生する

miya

えーっと今の日本円換算だど約1030万以上…?

まぁそれぐらいだな、この“総額”には食材の平均コスト、対象料理が提供される環境内の全ての調度品、調理と消費に使用される道具、SCP-1622が使用された料理の平均レストラン価格が含まれている

miya

だから高いチーズ達と一緒に保管されてるのか…

ちなみに下回った場合に発生する効果は一口食べた時点で頬を平手で叩かれたかのような反応をするが、それにもかかわらず被験者は料理を食べ続ける

最初の一撃の後、被験者は知性の著しい低下、自己意識の減退、言語能力障害、社会規範への無理解を示す

ちなみに、この効果の強さは準備に使われた総額に反比例している

miya

とりあえずかなり偉そうなチーズね…
しかも頭悪くなる追加効果とか…

そうだな、気難しいチーズだ…

ここからはその総額を踏まえての実験結果を紹介だ
被験者はもちろん安定のDクラス職員

miya

Dクラス職員さん、さようなら…

まぁ常に死ぬ訳じゃないけどな

実験手順: SCP-1622はフルーツタルトとして焼かれた
特筆すべき材料としては、最高級の夕張メロンと食用金箔
アンティークチャイナの皿に金メッキ銀製食器を添えて提供

総額は98,623.85米ドルだな

結果: 対象はタルトを“今まで食べた中で一番美味しいもの”だと語った
SCP-1622の正確な風味を説明するように指示された対象は、“美味しい”以上のことを詳述できなかった
より多くSCP-1622を食べることへの欲求を表明すると共に、提供された他のチーズを拒絶した。
これ以外の影響は観察されていない。

miya

え、なにそれめっちゃ羨ましい…

注記: この実験結果を対象例として、料理のコストをゆっくりと下げていった

miya

あ…

実験手順: 前回実験と同一のレシピ
汎用のセラミック皿にステンレス製の食器を添えて提供

総額は95,175.95米ドル

結果: 対象は最初の一口目で呻き声を上げ、質問を受けると、一瞬だけ軽く頬を叩かれる感覚があったと語った
頬を叩いた手について説明するように指示された対象は、問題の手は細く、柔らかい素材の手袋を付けていたと述べ
タルトについては“前回と同じぐらい美味い”と証言した
その後、対象は実験室の空気は“息が詰まりそうだ”と述べると、椅子から立ち上がって部屋を出ようと試み、入口に詰めていた警備員から拘束されると驚きを表した
実験前に行われたIQテストの平均値は125だったが、食事後のテストでは平均値111だった。

miya

待って、このDクラス職員頭良すぎない!?

まぁIQの平均が100だから天才のレベルだな

まぁそれでもDクラス職員になってるんだからなんかあるんだろ

miya

頭脳犯みたいなのかしらね…

さぁな
まぁとりあえず話が脱線したから戻すぞ

実験手順: 一切れのSCP-1622がチーズバーガーに使用された
肉とバンズはどちらもスーパーマーケット製品
汎用のセラミック皿で提供。

総額: 56,296.99米ドル
結果: 最初の一口目で、対象の頭部は、椅子を転倒させるのに十分な勢いを伴いつつ片側に張り倒された
対象は床の上でチーズバーガーを食べ続けた。
その後、対象はシャツを脱ぎ捨ててバーガーが乗っていた皿を舐め始め、強制的に拘束して実験室から退去させる必要が生じた。
その後のIQテスト結果は54点まで低下しており、インタビューにおいて、対象は名詞や動詞ではない言葉を使うのに非常な困難を伴った。

miya

600万円弱も使ってるのにここまでの効果なのね…

次で最後だな

実験手順: 対象は冷蔵室内のSCP-1622を素手で一掴み分だけ千切り、廊下で食べることを許可された。

総額: 95米ドル (廊下の照明とタイル込み)
結果: 消費に際し、対象は不可視の力で宙に浮きあがり、背中から廊下に叩き付けられた
死亡を確認。
死因は顔面に対する極度の鈍的外傷であると断定された。
被験者には顕著に目立つ太い眉、背骨の湾曲、腕部および胸部における筋肉量の増大といった生理学的な変化が見られた。

miya

結局死んでるじゃない!

まぁ、Dクラス職員だしな

miya

しかし、嫌なチーズだったわね…

ある意味、自分を食べる権利がある者にしか食べさせない高価なチーズ様だな

まさに真のセレブ専用のチーズ!!

miya

うん、庶民だしいらないわ…

けど、ちゃんと用意されるなら食べてみたいな

miya

そうね、よく分からないけど美味しいらしいしセレブ気分は味わえるからね〜

まぁ現実では無理だから、夢の中でいただくとしよう

miya

それはフリかしらね…

ん?なんの事?

miya

いや、いいわ…

んー?まぁいいか

んじゃ今日はこの辺で寝るかな

おやすー

miya

はーい、おやすー

miya

うーん、なんか今日の話聞いたらチーズ食べたくなくなるわね…

miya

ん?

お待たせしました…

miya

ん?誰…?

miya

あれ、これってチーズバーガー…?

どうぞお召し上がりください…

miya

いや、今はちょっと…

miya

ん?

miya

バンズに2つ焼印…?

次回はイスのSCPだ! 玲

miya

また次回予告!!

いいね、コメント、頂けますと喜びます 銀茶

miya

うp主も!?

miya

あー、でも…

miya

よろしくお願いします❗️

リクエストがありましたら出来る限りお応えしていきたいと思ってます…むにゃ…
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