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猫男を拾いました ☆2話☆

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猫男を拾いました ☆2話☆

1 - 猫男を拾いました ☆2話☆

♥

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2018年09月09日

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ユメ

着いた、ここが私の家だよ

ヒロ

へーアパートに住んでるんだ

ユメ

猫なのによくその単語知ってるよね…

ヒロ

人間の会話、盗み聞きしてたから!

ユメ

へーそうなんだ!

ユメ

(だから少年っぽい言葉遣いなのかな?)

ユメ

(ヒロのいたところ公園だしね…)

ユメ

あ、そういえばさ…

ヒロ

なに?

ユメ

なんでそんな見た目してるの?

ヒロ

え?なんでって?

ユメ

あ、いや…猫が人間になったらもっと子供っぽい感じになるんじゃないかって思ってたから

ヒロ

んー、まあ猫の年齢で言うとだいぶ大人だし

ヒロ

僕の年齢を人間の年齢にするとこれぐらいってことかな

ユメ

(人間界でもそんなイケメン滅多にいないよ…)

ユメ

超好青年だね…

ヒロ

え?なんか言った?

ユメ

なにも?

ユメ

というかとりあえず家、入ろうか

ヒロ

あ、そうだね

家の中

ユメ

なにか飲む?

ユメ

というか何が飲める?

ヒロ

あ、見た目は半分猫だけど人間の食べ物も一緒で大丈夫だよ

ユメ

え、そうなんだ

ユメ

なんで分かるの?

ヒロ

ヒロ

何となく

ユメ

ユメ

とりあえずホットミルクにするね

ヒロ

ありがとう

数分後

ヒロ

お、美味しい!

ユメ

喜んでもらえてよかったよ

ヒロ

🎶

ユメ

ところでさ、ヒロ

ヒロ

ん?

ユメ

明日からも私、仕事あるんだけど…ヒロどうする?

ユメ

昼は人間でも日が暮れたら耳出ちゃうし…

ヒロ

んーー

ヒロ

とりあえず明日1日、文字?だっけ?そういうの勉強したいな

ヒロ

多分だけどこの喋り方も僕の見た目だとあってないでしょ?

ユメ

あってなくもないけど…正直、ちょっと子供っぽいかな?

ユメ

見た目は私と変わらないくらいの年齢ぽいっし

ヒロ

そう!だから喋り方とかも勉強したい

ユメ

無理しなくていいからね

ヒロ

無理じゃないよ

ユメ

ヒロ

ユメのためなら無理じゃない!

ユメ

…っ!

ユメ

ありがとう…

ヒロ

どういたしまして!

ヒロ

そこでなんだけど…

ユメ

なに?

ヒロ

迷惑かもしれないけど…

ヒロ

ちょっと文字教えてくれないかな?

次の日

ユメ

(ふあぁ…)

ユメ

(あれから朝方まで文字教えたりしたけど…)

ユメ

(ヒロ……)

ユメ

(賢すぎる……)

ユメ

あんなにスラスラ覚えるとは思わなかった…

リン

おーい

ユメ

(今日は散歩行くとか言ってけど大丈夫かな…?)

リン

おーい!ユメ!

ユメ

わっ!

リン

なーに寝ぼけてるんだよ、仕事中だぞ!

ユメ

ごめんごめん、あんまり寝てなくて

リン

ん?なんかあったの?

ユメ

(いっつもご飯あげてた野良猫が人間になって自分の前に出てきた)

ユメ

(なんて言えない…)

リン

どうしたー?

ユメ

うんん、何にもないよ

リン

そっかそっか、無理はしちゃダメだよ

ユメ

うん、気をつけるね。ありがとう

リン

じゃあ仕事頑張りますか!

ユメ

うん!

その頃のヒロ

ヒロ

うーん

ヒロ

僕…俺………

ヒロ

人間って難しいな…

ヒロ

日が暮れちゃうとダメだし早めに帰ろっかな…いや、帰っておこうかな。

ヒロ

男らしい言葉遣い、男らしい言葉遣い…

女子高生1

わっ見て!あの人ちょーカッコよくない?

女子高生2

めっちゃイケメンだね!

女子高生1

1人なのかな?

女子高生2

いやいや、絶対彼女いるでしょ

女子高生1

だよねー、残念

女子高生1

でも、彼女どんな人か気になるよね!

女子高生2

だね、どんな人なんだろ!

会社にて

ユメ

っくしゅん!

リン

大丈夫?風邪?

ユメ

いや、違うけど…

ユメ

(誰かに噂でもされてるのかな?)

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