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翌朝
目が覚めたら…何故か俺はフロストハイムの冠氷先輩の部屋にいた
凪斗(なぎと)
キングサイズのベッドには何故か裸の俺と先輩方にレオとしょーへい
凪斗(なぎと)
体を起こすと激しい腰痛と頭痛…
凪斗(なぎと)
昨日の記憶が段々と蘇ってきた
凪斗(なぎと)
ダラダラと冷や汗が流れた
凪斗(なぎと)
結論、何もなかった!(事にしたいです…)
ベッドから抜け出そうとすると…磴先輩に腕を引っ張られ磴先輩の腕に収まった
凪斗(なぎと)
磴先輩の胸板をベシベシと叩くと磴先輩がフッと軽く笑った
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
まともに着替える事も出来ず大人しく磴先輩の腕に収まる
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
のそっと起き上がりベッドに座り込む
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
塔真(とうま)
凪斗(なぎと)
数日後
凪斗(なぎと)
特待生)!!あ、ありがとうございます!
刀を鞘にしまい特待生の様子を伺う
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
特待生)だ、大丈夫ですよ!その…私が弱いせいですから…
凪斗(なぎと)
凪斗(なぎと)
特待生)!!(この人…不器用なだけで…優しいんだ…)
凪斗(なぎと)
特待生の方を向くと…特待生の真後ろに怪異が居るのが目に入った
凪斗(なぎと)
特待生)へッきゃぁ!!
凪斗(なぎと)
凪斗(なぎと)
刀を引き抜き怪異に向かって刃を向けるがそこには既に怪異は居なかった
昴流(すばる)
凪斗(なぎと)
特待生)は、はい!
特待生がこっちに駆け寄ると…足元に何かが迫り来る感覚が走った
昴流(すばる)
その声に反応する様に特待生を小脇に抱えて近くの木に移動
凪斗(なぎと)
特待生)こここ、、怖いです!無理です!
凪斗(なぎと)
凪斗(なぎと)
特待生は目を瞑りガクブルと震えている
お2人も少し距離を置き警戒している
凪斗(なぎと)
刀を抜き取り構える
警戒していると…地面を突き破り怪異が現れた
凪斗(なぎと)
特待生)わ、私の事投げ捨てませんよね!?投げ捨てませんですよね!?
凪斗(なぎと)
1度枝におろし担ぎ直す
特待生)うわぁ!?
凪斗(なぎと)
特待生)わ、分かりました!(つ、付き合ってから凄い優しい…)
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
昴流(すばる)
凪斗(なぎと)
刀を握り怪異に近づくと地面に潜りその姿を消した
凪斗(なぎと)
トットッ…
バックステップで後ろに下がる
特待生)う、うぅ〜…ガクブル
凪斗(なぎと)
優しく背中を叩く
凪斗(なぎと)
特待生)!!は、はい!
凪斗(なぎと)
刀を地面に突き刺し札を貼る
凪斗(なぎと)
刃で指を傷付け札に血をつける
特待生)わ、分かりました…!!
後ろに下がり指を鳴らす
ドカンッ!
刀の真下…境内の地面に激しい爆発音が響き怪異が現れた
凪斗(なぎと)
昴流(すばる)
加賀美先輩は傘を握り怪異に攻撃
怪異)ぐぎゃ"ぁ"あ"あ"ぁ"!!!!
甲高い悲鳴を上げながら怪異は地面に倒れ悶え苦しんだ
凪斗(なぎと)
オオカミの耳をペタンと垂らし人間の耳を抑える
特待生)うぅッ…(お、音が貫通してるみたいッ…)
伯玖(はく)
しばらくすると怪異は大人しくなりぐったりとした
凪斗(なぎと)
特待生の背中を叩き下ろすと特待生は怪異に近づき捕獲
凪斗(なぎと)
特待生)はい!
凪斗(なぎと)
溜息をつきながら刀をしまう
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
昴流(すばる)
特待生)み、皆さんもお疲れ様です!
凪斗(なぎと)
特待生の頭を撫でようと手を伸ばすと…草薙先輩に手を止められた
凪斗(なぎと)
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
昴流(すばる)
特待生)??伯玖さん…?
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
昴流(すばる)
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
伯玖(はく)
凪斗(なぎと)
伯玖(はく)
なんて…話し合いながら俺らは寮に戻る