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会社の同僚と飲んで、解散したあとの帰り

駅前に見慣れないスペースがあった

小さなテーブルに、水晶玉。そこに座っている女に声をかけられた

占い師(るな)

お兄さん。占っていきませんか?

俺は占いなんてしたことがなかったので、物珍しさから占ってみてもらうことにした

俺が女の向かいに腰かけると、手相を見られたり、いくつか簡単な質問をされたりした。その後女は水晶玉と俺の顔を交互に見比べている

しばらく待つと、

占い師(るな)

結果が出ました。とても悪い結果です・・・

と女がしゃべり始めた

占い師(るな)

あなたは一週間以内に事故で亡くなります。飛行機の事故です

うり

なんてことだ・・・

うり

確かに今週出張で飛行機に乗る予定があります。どうしたらいいかな?

占い師(るな)

落ち着いてください。とにかくこの一週間は飛行機に乗らないことです。そうすれば未来は変わり、あなたは助かるでしょう

俺は占い師の言う通り、上司に無理を言ってその出張をキャンセルしてもらった

そして念のためこの1週間は有休をとり、自宅でおとなしく過ごすことにした

占いを聞かされた時は不安でしょうがなかったが、あのとき事前に占ってもらって本当に良かった。いくらなんでも自宅にいながら墜落事故に遭う心配はないだろう

気持ちが楽になった俺は紅茶を飲みながら不意の休日を楽しむ

それにしてももう夜だというのに、今日はなんだか外がうるさいな。どうしたんだ

俺は窓から外を見て、すごい勢いで飛び込んでくるものを見てすぐに全てを察した

うり

・・・俺はあのインチキ占い師を絶対に許さない!

意味怖、総集編!(マイクラ実況者)

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