/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
天界では、3つの種族が暮らす
その3つの種族をまとめて｢天界人｣と呼ぶ
天使
はいはーい！みなさーん！
天使
ちゃんと着いてきてくださーい！
天使
今から親ガチャをしますよー！
まず、1つ目は天使
悪魔
ほほう、お前さんは通り魔に刺されて死んだと？
悪魔
実に醜く、実に面白い死に方じゃ！
2つ目は悪魔
そして最後に、天界にただ1人の存在
堕天使
…
悪魔
うお、堕天使ではないか。皆の衆、近づくでない
天使
まだここにいたんですねw落ちこぼれの堕天使さんw
それは、堕天使
堕天使
(なんでこんな羽なんだろう)
堕天使
(形は天使なのに、色は悪魔)
堕天使
(いったい私は何者なんだろう)
堕天使にとっては
天使でもあり、悪魔でもある自分
天使でもなく、悪魔でもない自分
それがとても怖かった
神様
天使、悪魔の諸君。集まったかね？
天使
全員集まってます！
悪魔
集まっとるぞ！
堕天使
…
神様
ただいまより、今日の夕食を配布する！
天界人も、人間と同じで食事はとる
天使
今日は悪魔のリクエストメニューだって！
悪魔
ふふん、わしらのリクエストメニューはこれじゃー！
天使
わぁ、おいしそうな目玉！デザートにぴったりですね！
悪魔
そうじゃろう！
神様
では諸君！寮で夕食をとりたまえ！
天使
はーい！
悪魔
行くぞ皆の衆。腹が減った
神様
堕天使
堕天使
は、はい
神様
お主のは、少し多めに盛り付けておいたぞ
堕天使
！
堕天使
あ、ありがとうございます、！
神様は、こんな落ちこぼれにも優しい
私には味方がいる
それがとても嬉しくて
それだけを信じてしまった
次の日
天使
今日は魂が多いですね〜、昨日より数万人は増えましたよ
悪魔
こちらの死人は少ないのう。つまらんわい
女神様
みなさん、順調のようですわね
天使
あ、あなたは？！
悪魔
誰じゃ？お主は
女神様
私は女神、神の代わりとしてやってきた者よ
女神様
今日からあなた達の仕事の指導をさせてもらうわ
堕天使
指導…
女神様
ん？あなたは…
堕天使
ﾋﾞｸｯ
女神様
何よその羽！天使の羽なのに黒いなんて！
女神様
あなたふざけてるの？！
堕天使
ご、ごめんなさ…
女神様
ﾊﾞｼｯ!!
堕天使
痛いっ！
堕天使
ごめんなさい…ごめんなさい…！泣
なんで私は
こんな姿なのだろう？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
