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茉希（まき）
…
茉希（まき）
…つまらないなぁ…
嘉晴（よしはる）
何してんだ？
茉希（まき）
…嘉晴君には関係無い。
嘉晴（よしはる）
は、はぁ！？
茉希（まき）
…
嘉晴（よしはる）
かんけーあるって！
茉希（まき）
…何で。
嘉晴（よしはる）
んなの俺達友達じゃん！双子みたいじゃん！？だから、かんけーあるっていってんの！
茉希（まき）
…バカみたい。
嘉晴（よしはる）
は…？
茉希（まき）
…嘉晴君は友達でもない。双子でもない。私の事を知っている様に言わないで。私と嘉晴君は赤の他人。
嘉晴（よしはる）
っ…！
茉希（まき）
…
嘉晴（よしはる）
う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん！
茉希（まき）
…
スクッ
茉希（まき）
…うるさい。私は貴方が嫌いだから。関係無いから。
嘉晴（よしはる）
茉希のバカぁぁぁぁぁぁぁ！もうイーよ！遊びにだって誘ってやんねーからな！？良いんだな！？
茉希（まき）
…私はバカじゃない。遊びに誘う誘わないを決めるのは嘉晴君。私にとって誘われる誘われないと言うことは対して変わらない。だから、私は誘われようが誘われないようがどちらでも良いから。
嘉晴（よしはる）
…？ってあ！待てよ！茉希！！
チュンチュン…
茉希（まき）
…懐かしい夢を見た
茉希（まき）
…私と嘉晴君が小学生の頃の…夢…
嘉晴（よしはる）
茉希～！
茉希（まき）
…嘉晴君だ。何でいつも迎えに来るんだろう
あの日から何日たっても嘉晴君は私を遊びに誘う。
別に私はどちらでも構わない。
…けど…嘉晴君と居ると苦しいのは…？
嘉晴（よしはる）
ニコッ！よーし！茉希！これで俺らは最強だぞ！無敵だ～！
茉希（まき）
！
嘉晴君の笑顔を見たらドキドキして仕方がないの。収まらないの。これは…？けっ、けど、きっと平気なはず…だよね？ よ、嘉晴君が他の女の子と話してると胸がいたい…
茉希（まき）
…
嘉晴（よしはる）
茉希？
茉希（まき）
…何でもない。
わ、私は何でこんなにドキドキしてるの…？ お姉ちゃんに見てもらった方が良いのかな…？ け、けど…や、やっぱり不安…。 で、でもこれがもし…解決して…すっきりするなら…！
家
茉希（まき）
…ぉ、お姉ちゃん
美合
どうしたの？茉希？
茉希（まき）
…え、えっと…その…よ、嘉晴君を見てると胸がドキドキするんです…。
そ、それには、恥ずかしい事を想像してると必ず嘉晴君が出てきて…それで…こ、この感情って…な、なんでしょうか…？
そ、それには、恥ずかしい事を想像してると必ず嘉晴君が出てきて…それで…こ、この感情って…な、なんでしょうか…？
美合
それは、恋って言うのよ
茉希（まき）
こ…い…
茉希（まき）
…ありがとうございます。
嘉晴（よしはる）
んで？どうしたんだ？茉希！
茉希（まき）
…すっ、好きです！
いつも頑張ってる嘉晴君が好き！
爽やかな笑顔も大好き！
かっこいい所もあるけど可愛い所も大好き！
私を助けてくれる嘉晴君が大好き！
いつも頑張ってる嘉晴君が好き！
爽やかな笑顔も大好き！
かっこいい所もあるけど可愛い所も大好き！
私を助けてくれる嘉晴君が大好き！
嘉晴（よしはる）
っ！あ…っと…お、俺も好きです！付き合ってください！
茉希（まき）
…！は、はい！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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