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リクエストでナチ×日本してください🥺 複雑なお話も好きです😘💕
あ"あ"あ"あ"あ"あ"ァァァ""ッッ "ありがとうござい"まずぅぅ"!! 日本可愛いよぉぉぉ!!!! やっぱり神ってるよぉぉぉ!!! イタリア親子怖いよぉぉぉぉ!!! 最高ですぅぅぅ!!フィンちゃぁん!
イタリア×日本(マフィアイタ) バルスさんリクエスト!
⚠️流血表現 旧国注意
グチャッグチャッ......
薄暗い地下空間に水音が響く。 そして水音に混じって、人の呻き声らしきものが薄らと聞こえてくる。
モブ
イタリア(マフィア)
メスを片手に返り血を浴びているのは、端麗な笑顔のラテン男。
しかしその笑顔にはラテン特有の輝かしさはなく、 寧ろ悪の根源を思わせる どす黒い笑顔だった。
モブ
今拷問しているのは、ファミリーの裏切り者。 裏で諜報機関に情報を売っていたとの事だ。
情報を手にした諜報員は全員粛清済み。 データも全て破壊した後だ、 もうこの男に用はない。
だが、イタリアにとっては......
イタリア(マフィア)
当然の疑問。すると男は力を振り絞るように怒鳴り散らした。
モブ
パァン!!!
モブ
男の胸から血が噴き出す。 辺りに火薬の匂いが漂ってきた。
イタリア(マフィア)
音を立てて男の体が崩れ落ちた。 腹が立ったので頭と心臓も撃ち抜いておく。
イタリア(マフィア)
部下1
イタリア(マフィア)
部下1
イタリア(マフィア)
部下1
イタリア(マフィア)
鼻唄を歌いながら、繁華街を軽快に歩く。
最近会えてなかったからなぁ.... 元気にしてるかな?
ガチャッ
イタリア(マフィア)
玄関から声を上げると、階段を降りてくる音が聞こえてきた。
日本
イタリア(マフィア)
駆け寄ってきた恋人を思いきり抱きしめる。 ......あー好きいい匂い。
イタリア(マフィア)
日本
この可愛いのは日本。ioの番みたいなもんね。
日本は幼少の時に親が行方不明になったから、 ioが秘密でお世話してあげてたんよ。
まぁパパには秒でバレたんだけど。
イタリア(マフィア)
日本
この子の危機感のなさは致命的だ。 ioを信用してくれるのは嬉しいけどちょっと危なっかしすぎて見てられないんね!!
イタリア(マフィア)
日本
イタリア(マフィア)
日本は知らなくていいんだ。 あんな血なまぐさい世界の事なんて......
しかし、転機が訪れるのにそう時間はかからなかった。
イタリア(マフィア)
顔に飛び散った血を拭う。 そして地に伏している裏切り者達に向けて小さく舌打ちをする。
最近組織内が不穏だ。前より裏切りの回数が増えた気がする。
余程腕の立つネズミが潜んでいるのか...
イタリア(マフィア)
ポケットに入っているスマホに手を伸ばしたその時だった。
パンッ!!!
イタリア(マフィア)
足から血が噴き出す。
まずい、利き足をやられた!!
イタリア(マフィア)
???
撃った相手は少し離れた地点に立っていた。 街灯の逆光で顔が見えない、誰だ......?
イタリア(マフィア)
人影がこちらに向かって歩いてくる。 よし、ここからなら顔が見え......
って...........は?
イタリア(マフィア)
部下1
成程。コイツが手回ししたせいで、 ウチのファミリーが混乱状態になったという訳か。
なら此処で見過ごす訳にはいかない。
イタリア(マフィア)
忌々しげに睨みつけるが、ネズミは勝利を確信して何処吹く風だ。
部下1
イタリア(マフィア)
部下1
そう言って嘲笑うと、ネズミは逆上して殴りつけてきた。
イタリア(マフィア)
部下1
ネズミの手にあるナイフがキラッと光った。 ...........あーあ、終わりか。
部下1
??
後ろから声が響いた。 待って、この声ってまさか......
日本
イタリア(マフィア)
なんで、なんで。
なんでここに居るんだよ!!
イタリア(マフィア)
日本
部下1
ネズミが日本に銃を向ける。 待って、待ってくれ!!
イタリア(マフィア)
タァン───
イタリアの悲痛な叫び声も虚しく、 夜の闇に銃声が響き渡った。
部下1
イタリア(マフィア)
ネズミの手から血が流れ落ちる。
撃たれたのは、ネズミの方だった。
??????
イタリア(マフィア)
何処からか声が聞こえてくる。
特定している暇はない。 イタリアはネズミの顔面に強烈なキックをお見舞いした。
部下1
イタリア(マフィア)
壁にもたれかかって呼吸を整える。 すると、日本が抱き着いてきた。
日本
イタリア(マフィア)
日本
どうやら日本は、僕の正体に薄々気がついていたらしい。
......それもそうか。 ずっと一緒に居たんだから。
日本
イタリア(マフィア)
自分への怒りと恐怖で頭がいっぱいだ。
やはり日本と僕は一緒に居るべきでは無かったんだ。 日本はもっと真っ当に生きなくてはいけないのに......僕のワガママのせいで.....
日本
ずいっと顔を近づけてきた。
イタリア(マフィア)
日本
よく見ると日本はポロポロ涙を流していた。
日本
"ぼくはイタリアさんと一緒に居たい!!"
日本
イタリア(マフィア)
僕でいいの?
巨大マフィアの跡取りでもある僕でいいの?
イタリア(マフィア)
日本
可愛い恋人を優しく抱きしめる。 そして目と目を合わせてハッキリ言った。
イタリア(マフィア)
日本
イタリア(マフィア)
日本
胸の中でしゃくり上げる日本の背中を撫でながら、 イタリアは段々と明るくなっていく空を見上げて微笑んだのだった。
謎の部屋:
カチャリ......とドアが開く音が響く。
??????
入ってきたのは、先程イタリアを助けた謎の男。 そして視線の先にいたのは......
イタリア王国(ボス)
イタリアの父、イタリア王国だ。
フィンランド
イタリア王国(ボス)
煙草を一本取り出し、ライターに火をつける。
フィンランドは嫌がるが仕方ない。 もう癖になったようなものなのだから。
フィンランド
イタリア王国(ボス)
ぱぁっと顔を輝かせるイタリア王国に、フィンランドが呆れてため息をつく。
フィンランド
イタリア王国(ボス)
フィンランドが出ていく。 そうして静まり返った空間で、イタリア王国は一人呟いた。
イタリア王国(ボス)
───終───