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綺麗な君の愛は汚れていた

第3話 - 【3話】私のものになってよ。

2025年11月26日

#GL

#百合

#一次創作

𰻞𰻞麺

彩乃

おはよう！紗倉ちゃん

紗倉

あ、彩乃ちゃん、おはよ…

璃音

おっはよー！って、彩乃と千野はや！

千野

りのんが遅い

彩乃

そうだよ笑

彩乃

…

彩乃がスマホをいじってる

紗倉

(なにしてるんだろ…)

紗倉

えっ、

彩乃

ふふっ

体育館倉庫って、

裏でいじめられる？

紗倉

…

紗倉

(なんだか彩乃ちゃんが怖くみえてきた…)

まぁ、好きなのに変わりはないんだけどね…

たとえ裏でいじめられたとしても、わたしは彩乃ちゃんが好きだから。

彩乃

でさ！

放課後が楽しみ

早く私のものになればいいのに

放課後

走る音が聞こえる

紗倉

はぁ、はぁ、

紗倉

(体育館倉庫だと、なんだか。)

いじめられても、なにされても好きなことに変わりはないけど

紗倉

こわい…

紗倉

彩乃ちゃんに連絡だけして、早く帰ろう…

屋上から体育館倉庫を見下ろす

紗倉

あ、彩乃ちゃん、待ってる…

紗倉

あ、

紗倉

…でも、こわい。

彩乃

不在着信

彩乃

(…紗倉ちゃん？)

紗倉

ど、どうしよ…

彩乃

不在着信

彩乃

どうしたの？

紗倉

あの

紗倉

彩乃ちゃん…

彩乃

ん？

紗倉

今日無理かも……

彩乃

紗倉

彩乃ちゃん、？

紗倉

本当にごめんね

彩乃

大丈夫だよ！！

彩乃

理由とかあるかな、？

紗倉

(彩乃ちゃんになら、言っても、いいよね？)

紗倉

実は…

全て話した

彩乃

なるほど、そうだったんだね

彩乃

じゃー次は別のとこにしようかな笑

紗倉

そ、それがいいな、！

彩乃

じゃあまた明日ね！

紗倉

うん

絶対逃がさない

次の日

紗倉

次、理科室か。

紗倉

(理科室なら全然大丈夫、かな？)

紗倉

(大丈夫だよっと、)

気になってたけど

放課後なにするんだろう？

まさか告白とか、？ないか。

璃音

てか最近彩乃って紗倉ちゃん好きだよね

彩乃

…！？

千野

わかる。ずっとくっついてる

彩乃

あ、あー！

彩乃

なんかあの件から仲良くなりたいと思って沢山話しかけてる！

千野

彩乃ならすぐ友達になれるじゃん

璃音

それなー！笑

彩乃

えぇ、？そうかな、笑

なんなの。

違う違う。友達なんかじゃない

少しでも早く。紗倉ちゃんを私のものにしたいだけ。

理科室

紗倉

(彩乃ちゃんまだかな…)

遠くから声が聞こえる

彩乃

私用事あって！先帰ってて！

千野

おっけー

璃音

またねー！

彩乃

うん！また明日！！

理科室のドアが開く

紗倉

ﾋﾞｸ

紗倉

あ、びっくりした…

彩乃

あ、ご、ごめんね！？

紗倉

…どうしたの？

紗倉

あと、昨日はごめんね

彩乃

えっとー、

彩乃

ここ最近私ずっと、ずっと、

彩乃

紗倉ちゃんと話してよね

紗倉

うん。すごく、嬉しかった、？

彩乃

紗倉ちゃんはさぁ、

彩乃

私のこと、いつから好き？

紗倉

えっ！？

紗倉

ちょ、え、？

彩乃

もう知ってるよ？笑

紗倉

いやでもそんな態度にだしてなかったのに…

紗倉

な、なんで…

彩乃

私はわかっちゃたからね笑

紗倉

…いざバレると照れるね、あはは…

紗倉

……

彩乃

で、いつから好きなの？

紗倉

…今年、彩乃ちゃんが生徒会長になって挨拶するときに初めて知ったから、

紗倉

だからまぁ、5月くらい、？
6ヶ月くらい前かな…

彩乃

ふーん

紗倉

いやっ、引いたよねごめん

彩乃

いや、

私の勝ちだなって

紗倉

え？

彩乃

私、いつからだと思う？

紗倉

えええ、？

紗倉

わ、わたしのこと、好き、なの、？

彩乃

うん

紗倉

えぇ、？

紗倉

1年前、とか、？

彩乃

もうちょっと長いかな笑

5年前かな

紗倉

ん、？んん？

彩乃

私は5年前からずっと好きだったよ

紗倉

ご、5年前って、わたし達小学生だよ、！？

彩乃

1回だけ会ったことあるからさー

紗倉

え、？

彩乃

まぁ、そんなことはどうでもよくて笑

彩乃

きっと、紗倉ちゃんの私への好意って普通の好意でしょ？

彩乃

かわいいなー好きだなー、付き合いたいなーくらいの普通の好意。

紗倉

えっと、まぁ、？

彩乃

でもね。私はみんなとは違うんだよ。

彩乃

ずっとずーっとね。

紗倉

…彩乃ちゃ

彩乃

だからね。紗倉ちゃんを私のものにしたい

紗倉

だから、彩乃ちゃ…

その時、彼女の唇が私に触れた

紗倉

…え、？

彩乃

ふふっ。

彩乃

かわいいなぁ。

彩乃がまた紗倉に近づいてくる

紗倉

…ま、待って！彩乃ちゃん！

彩乃

…なぁに？

紗倉

…わたしはもう。とっくに

彩乃ちゃんのものだよ。？

彩乃

え…？

紗倉

わたしは彩乃ちゃん以外好きじゃないし、彩乃ちゃんのものだよ。

彩乃

…ほんとに。純粋だね。

紗倉

…？

彩乃

まぁ、いいよ。笑

彩乃

今日のことは、無かったことにしといて。

紗倉

ま、まって！

紗倉

今日のことはなしにするって、

彩乃

うん。だから忘れて？

彩乃

キスのことも。5年前から恋してたことも。全部

彩乃

じゃあね。

彩乃が走って教室をでていく

紗倉

ま、まって！彩乃ちゃん！

もういいんだ。忘れてもらおう

彼女に私の気持ちなんて分からないよ

私と違って純粋なんだから。汚いことなんて何一つ知らない。

私とは合わないから。

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𰻞𰻞麺

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