じゃあ、明日俺の荷物ここに移すから!
と言って、LINEに登録してそそくさと帰って言ったピンク髪の顔が頭の中を過ぎる。
それが昨日の出来事。
えー、まじでくるの?
めんどくさいと悪態を着きながら交換されたLINEのアカウントを眺めた
アイコン猫か、可愛いな猫
飼ってるのかな?
こよん
なんやかんや気になってる自分がなんか嫌になって、スマホの電源を落とした。
こよん
どこに住んでたのか、 どうやって僕がここに居るのを知ったのか
考えれば考えるほど謎に包まれていく。
ピンポーン
なに!? インターフォン!?
えなに、まじてきたの?
こよん
ドアを開けるなり、爽やかな好青年が顔を出した
引越し業者。
引越し業者さんは挨拶するなりドアを大きく開けた。
開けられたドアの隙間から外を見ると大きなトラックが止まってる。
ねー、がちじゃん、、
軍手を嵌めて、運ぶ気満々の業者さん。
こよん
引越し業者。
え?なになに、こわい
引越し業者。
見せられた紙には、きっちり僕の住所とさとみくんの名前、きっちり印鑑で押されてた。
こよん
軽く揉める業者さんと僕。
さおみ
こよん
なに!?苦しい! 苦しいって!
突如、視界が真っ暗になったと思ったら強い力が僕を圧迫する。
さおみ
抱き締めて、そのまま 僕の背中をポンポンと叩きながらさとみくんは言っていた。
引越し業者。
さおみ
引越し業者。
まださとみくんの腕の中に居て、視界が真っ暗な僕の頭上で淡々と会話が進んでく。
さおみ
その声を合図に、さとみくんは僕から手を離す。
開けっ放しのドアから外を見ると、大きなダンボールがいくつか置いてあった。
こよん
マジで置いたのかよ、
呆然と箱を眺めてると
さおみ
こよん
何言ってんだこいつ。
僕にいちいち報告しなくても良くない?
さおみ
こよん
さおみ
こよん
待って本当に理解 できないっ!
さおみ
こよん
さおみ
20歳の大人がただを捏ねるという、ホラーな光景を他所に僕は大量の荷物を眺めた。
え、何あの量。 なに、僕の家魔改造 されんの?
さおみ
こよん
さおみ
僕が1歩外へ出ようとするとさとみくんは叫ぶ。
今度はなに?!
さおみ
こよん
さおみ
勢いに負けて連れて きちゃったよおお
さおみ
こよん
僕のベットに座った さとみくん。
さおみ
こよん
さおみ
何か言いたげなさとみくんはベットに寝っ転がった。
こよん
さおみ
こよん
さおみ
こよん
さとみくんが、起き上がったと思ったら腕を引っ張られて僕もベットに乗せられた。
さとみくんの腕の中にすっぽり収められて、僕は硬直する。
心臓がうるさいくらい鳴って、さとみくんに聞こえないか心配なレベル。
さおみ
こよん
熱い顔を見られたくなくて、さとみくんの胸に顔を押し付けた。
さおみ
こよん
消えそうな声で反論。
まあ届いてなくても別にいいし。
さおみ
こよん
さおみ
こよん
図星突かれて、何も言い返せない。
さおみ
さおみ
こよん
さおみ
耳元で囁かれてゾクゾクした感覚が背中を走った。
こよん
たださとみくんが怖くて、何されるかわかってしまった自分も怖い。
さおみ
コメント
12件
フォロー失礼しますm(_ _)m
2つともブクマ失礼します🙇♀️
何回 見に来るんだろうか 😂 あいしてるぅううう ⤴︎ ⤴︎⤴︎