久しぶりの外。
太陽が眩しい。
…あの空に
遥がいるかもしれないあの空に、私もすぐに行くんだろう。
自分でも分かっているし、覚悟も出来てる。
私は…死ぬんだと。
怖くない、辛くもない。
早く遥に会いたい。
こんな事言ったら、琴乃に泣かれるんだろうな。
遥馬には怒られて、雄飛くんには呆れられる。
でも、皆分かってるんでしょ?
私の体は、もう耐えきれなくなってきてる。
もう、もうさ
ツムグ
いっそ…自分で死ねたら死愛和世(シアワセ)なのに
____今日も
いつ[壊れる]か分からない体を引きずって、私は生きている。