帰り道…。私達はお互い帰るのが嫌であまり喋れなくなった…。
豹馬
明日学校だからいいじゃん?また今度デートすりゃいいし…。
美月
そうだけど…。初デートがもう終わるなんて寂しくて…。
豹馬
寂しいのは美月だけじゃねぇよ。
美月
えっ…。
豹馬
なんでもねぇ。やっぱ忘れろ笑
美月
やだ…。私も寂しいよ…。でも明日会えるんだからまだいいかな?
豹馬
あぁそうだな…。また明日な…。
美月
うん…。また明日ね。
豹馬
そんなささそうな顔するなよ…。帰したくなくなるじゃねぇか…。
美月
だって…。寂しいもんは寂しいんだもん…。
豹馬
じゃあこれで寂しくない?
そういった瞬間千切くんは私にキスしてきた。私はびっくりしてされたあとは固まってしまった…。
美月
えっ…。
豹馬
そんなに寂しそうな顔するからだろ?初デートとキスだかんな…。寂しい顔すんなよ…。
美月
うん…。また明日ね
その日の豹馬くんはかっこよくもあり可愛くも見えたのであった…。私は恥ずかしくてこの後のことが心配になったのであった…。