俺の名前は紫。
半歩でもアイドルへの道に 進みたい人達を支援する会社の社長だ。
赤
紫ーくん!
紫
!
紫
赤くんニコッ
赤
今日も可愛い〜!!ギュッ
紫
可愛くないよ…(照
赤
照れてる〜!
紫
照れてないって/
この赤髪の子は、こんなに可愛いけど 実は俺の彼氏…、というか旦那だ。
でも、最初はこうなるはずでなかった
ここまでの道のりは長かった。
それは、俺が高校2年生の頃
生徒会長を務めていた。
少しでも先生の役にたったり 校則をしっかり守ってくれると 嬉しいと思ったからだ。
少し先生に用事があって、 1年生の階に降りた時に
物語は始まった。
赤
……。
女の子ら
キャーキャー!
紫
(…何、あの人。)
紫
(服装乱れてるし、ピアスもしてる、、)
紫
(第1ボタン空いてるくらいなら、
注意で済むけど大2ボタンまで
あけるなんてっ、、//)
注意で済むけど大2ボタンまで
あけるなんてっ、、//)
紫
(とても話しかけられないっ、、/)
紫
(他の子達もいるし、
今度にしよっ//)
今度にしよっ//)
俺は少し苦手意識を持ってしまった。
でも、少し疑問を抱いた。
あんなに皆から人気なのに、 笑顔どころか、喋りもしないだろうと。
でも、それは次に会った時に聞こう。
誰もいない1人の時に。
そして時は来た。
紫
先生。用はなんですか?
先生
あぁ、紫。
先生
お願いがあってな。
紫
?
先生
1年に赤ってやつ知ってるか?
紫
?
紫
知りませんけど、、
先生
髪が赤いうえにカラコン、
服装、ピアス。
服装、ピアス。
先生
授業もずっと寝てるから、
先生だけでは手に置けなくてな。
先生だけでは手に置けなくてな。
紫
…!!
紫
前に見かけたことあります。
紫
注意してみますね。
先生
あぁ。頼む。
放課後
紫
ヒョコッ
紫
(昼休みの時にばったり会っちゃった
から、呼び出したけど、、)
から、呼び出したけど、、)
紫
(残ってくれてるかな、、)
赤
…スヤスヤ
紫
(…寝てる)
紫
トテトテトテ…
紫
ジーッ…
紫
(疲れてるのかな、?)
紫
(起こして大丈夫かな…?)
赤
…ん。
赤
パチッ
紫
!
赤
ふわぁ、
赤
ん?
紫
あ、赤くん。
紫
お、おはよニコッ
赤
(ドキッ/)
紫
ちょっとお願いがあって、、
赤
お願い?
紫
コクッ
紫
その、、//(
紫
服装とか、授業態度とか
色々乱れていると思うので、
気をつけてくれる?/
色々乱れていると思うので、
気をつけてくれる?/
赤
ん〜。
赤
!
赤
気をつけてみる。
紫
!✨
紫
ありがとうニコーッ
赤
(ドキッ//)
紫
ん?赤くん顔赤いよ?
紫
大丈夫?
赤
気のせい気の気のせい/
紫
?
赤
あッ、そうだ。
赤
一緒に帰らない?
紫
えっと、ちょっと仕事を
終わらせてから帰るから
終わらせてから帰るから
紫
今日は無理かも。
赤
じゃあ、待つよ。
紫
結構な時間になるよ?
赤
大丈夫。一人暮らしだし。
紫
じゃあ、、待ってて?
赤
うんニコッ
ガララッ……
いい人だなぁ、赤くんは。
もう人と関わることなんて ないって思ったのにあの子とは 話すことが出来る。
俺の心で新しいドクンとした 胸の鼓動が伝わった気がした
生徒会終了後
ガララッ……
紫
いるかな、?
赤
スピースピー
紫
!
紫
赤くんユサユサ
赤
スヤスヤ
紫
…。
紫
赤くんっユサユサ
赤
スヤスヤ
紫
…ウルッ
紫
赤くん、起きてぇ…ユサユサ
赤
ん。パチッ
赤
って、え?
赤
なんで泣いてるの、?
赤
なんかあった?
紫
赤くんが全然起きないから、、ウルウルし
赤
え。あぁ。
赤
ごめんごめんっ。
赤
ぐっすり寝てた…
紫
でも…、待っててくれてありがとニコッ
赤
(ドキッ///)
赤
い、一緒に帰ろ?
紫
うんッ!
赤
ッ…//
終わり