処刑人殺し

坂田に降り注ぐのは大量の酸だ。

坂田の足元が透明となり、下の液体に悲鳴を上げて逃げようとする。

坂田の体を拘束するのは理科室にある人体模型だった。

透明の床が無くなり、人体模型は坂田を連れて穴へと落ちた。

やがて坂田はマグマの海へと姿を消したのだった。

三組グループ

翌日

学校には坂田先生がマグマに溶けていく姿を写真におさめられては、そこら中に貼りめぐられていた

ピーンポーンパーン

ザザ・・・

こうして二回目の処刑人殺しが始まった。

ああ、そうだ。隼斗のご両親は彼を捨てたんだ。

保護された隼斗は施設で育ったけど、そこでも誰も隼斗を助けなかったらしい。

隼斗は後ろにあるロッカーに顔を向けている

今ここに笹木さんは居ない。 私達はロッカーに手をかけ、ゆっくりと開けると大量に溢れて出てくる謎の写真。

他にも、綺麗な女性達の写真をハサミで切り刻んだりされていたり、とある写真は燃やされたような痕が有ったり・・・

２月８日　木曜日 今日もアイツの夢を見た。私を赦さない女が夢の中で追いかけてきたんだ。 なんで？髪の毛をハサミで切っただけで死ぬなんて、おかしいのはアイツなのに。

アイツの髪はサラサラしていて、凄く綺麗。 床山君も彼女の美貌に恋を抱いてしまった。 うざ、対してそんなに可愛くない女が、床山君を狙うんじゃねーよ。 だから、アイツを苦しめた。 その結果がこれだ。いつまで悪夢を見続けるのだろう。

みんな死んでいく それはそれでつまらない

放送部

承りました

密告、感謝致します

仁が立ち尽くしている！助けに来てくれたんだ！ 嬉しくて私は仁に抱きついた

チョキンッ

真上を見つめると大きなハサミがゆっくりと降りて来ている。

ガッ、と私の体を背後から抱きつくのは───

チョキンッ

チョキンッ

チョキンッ

チョキン！

了