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アイドルなら叶えて

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アイドルなら叶えて

13 - 昔の記憶

♥

129

2024年01月20日

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んー...俺の話

言った割には話すことないや!ごめんね

でも...

一つだけ言えることは俺はちょこみんじゃなくて

桃さんが好きだよ...

...

何...?気持ちが悪いよ

あんなに急に全部カミングアウトされて正気じゃない状態なのに...

なんで告白してくるの?

好きならこんなことしないでよ...お願い...

ここまでしないと振り向いてくれないじゃん?

私は赤くんの素敵な心に惹かれて付き合いました

昔のアイドル時代誰も来ない中赤くんが来てそれなりにカッコ良くて一目惚れしただけでしょ?

なんで知ってんのこの人は...

そうですね...

一目惚れもあるよ...

でも、握手会の時話していて素敵な人だと思ったの

そう?

俺もいい男だよ?

赤くんはそんなこと言わないもん...

じゃあ...俺が赤くんになればいいの?

何を言ってるの...?

なっても好きになれないよ

そっか...んー...

じゃあ心中しない?

え...?は?

一緒に■のう

そしたら最後の記憶は俺になるし...いい考えじゃん

嫌です...!

何を考えてるのこの人...!

ドンッ

桃さんッ...!!

あ、青くん...?

やっぱり来たね

話は全部聞きましたよ笑

心中でしたっけ?

アホくさいですね

口出すな...裏切り者

え?何を言ってんですか?

元々協力する気なんて0ですし笑

行きましょ桃さん

グイッ

あ、はい...?

とりあえず...青くんに着いていけば...

だめ(腕掴

■すよ...

(ゾワッ

黒さんほんとにどうしたの...!?

■せば解決できる話じゃないんで

頭冷やしたらどうですか?

うるさい...

俺に目的をくれたのは桃さんじゃん...!

なんの話...?

覚えてないの...?

その日は肌寒くみんな厚着だった

そんな中親に捨てられた俺は半袖半ズボンで外に放り出された

あ...

その頃俺はまだ9歳

そろそろ意識が遠のいていった

そんな時

バアッ!

なッ...!?(ビクッ

大丈夫?

え、あ...うん

誰...?

私はね...

大橋桃っていうの!

桃...さん

貴方は?

若葉黒...です

黒さん!

寒くない...?

大丈夫...

私上着持ってるの!

バサッ

2人で被ろ?

うん...///

2人で肩を寄せ合いながらベンチに座ったあの日

俺は桃さんに恋をした

...

寝たのかな...?

俺も...

そのまま2人で眠り込んだ

ん..

起きると桃さんはいなくなっていた

でも、ベンチの上に手紙があった

何これ...

またあおうね わたしのおかあさんがむかえにきたの こわいけどいくよ

あッ...行っちゃったの

でも俺にはその時目的が1つできた

桃さんに逢いに行く

目的もなく■んでも可笑しくない俺に1つの希望をくれた桃さん

好き...大好き...

俺はその日からずっと桃さんを探してたんだよ

覚えてるよね...?

...

私の記憶が正しければ...

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