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ワンエン短編集

2 - 颯斗×永玖 '嫉妬'

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2025年09月24日

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颯斗.

永玖…

永玖.

…。

家に着くまでの車内、永玖はずっと俺と目を合わせてくれなかった。 話しかけても返事はなく、 まるで俺がそこにいないみたいで…… 胸がギュッと締めつけられる。

颯斗.

(永玖……なんでそんなに冷たいの……)

マンションに着き、 二人で部屋に入ると、沈黙が流れる。 居心地が悪くて、俺は先に口を開いた。

颯斗.

ねぇ、永玖……なんか怒ってる?

永玖.

……別に、怒ってないけど

永玖は少し間をおいて、俺の目を 見ずに答えた。

その声は冷たくて、でもどこか 寂しそうだった。

颯斗.

嘘でしょ。絶対なんかあったじゃん。
俺……なにかしちゃった?

俺が一歩近づくと、永玖は俯いたまま 小さくつぶやいた。

永玖.

……颯斗が、哲汰とかと仲良くしすぎるから

颯斗.

えっ?

永玖が俺を睨むように見た。 その視線は怒っているというより、 必死に感情を抑えてるみたいで。

永玖.

颯斗の恋人は、俺なんだけど

……心臓が止まるかと思った。

颯斗.

え……ええええっ!?

思わず変な声が出た。 まさかそんなことを言われるとは 思わなくて、動揺が隠せない。

颯斗.

永玖ちゃん、もしかして……嫉妬したの?

永玖.

……ちっ、違う

即答で否定する永玖だけど、 その耳まで真っ赤になってて バレバレだ。

颯斗.

いやいや、完全に嫉妬でしょ?永玖ちゃん、かわいすぎるんだけど

永玖.

うるさい!

からかうように笑いながら言うと、 永玖はそっぽを向いた。 その姿が愛しくてたまらなくなり、 気づけば俺は永玖をギュッと 抱きしめていた。

颯斗.

……ごめんね、永玖

颯斗.

俺、全然気づかなかった。
永玖がそんなふうに思ってたなんて……
寂しい思いさせてごめん

永玖.

謝らないでよ、
別に、俺が勝手に嫉妬してただけだし…

颯斗.

あ、今嫉妬したって言ったよね?永玖ちゃん今言ったよね?

永玖.

も〜うるさい!言ってない!

次の日

朝から永玖がなんとなく 不機嫌にならないように、 俺はとにかく甘やかした。 隣に座ったら自然に肩を抱くし、 荷物も全部持つ。 ダンスの練習中も、 やたら褒めまくった。

メンバーは呆れ顔だ。

哲汰.

颯斗、お前……なんか今日、永玖に甘くない?

哲汰がニヤニヤしながら言う。

玲.

やりすぎなぐらいな

直弥.

なんか彼氏みたい

なおくんまで茶化してくる。

俺は笑いながら返した。

颯斗.

彼氏だもん

一瞬、場がシーンとなる。

永玖.

ばっ…バカ!

颯斗.

いてっ!

永玖は顔を真っ赤にして 俺の腕を叩いてきた

颯斗.

なに照れてんの?永玖ちゃん笑

永玖.

もう颯斗うざい!

でもその反応が可愛すぎて、 俺はさらに永玖を抱きしめた。

こうやってずっと俺の腕の中にいてね

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