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陽翔
優正
陽翔
優正
優正
陽翔
優正
優正
陽翔
「いってらっしゃい」言った記憶も、言われた記憶もない言葉
優正さんは高校生だから、当たり前だけど、高校に行く
あ、そういえば悪夢見てないな
俺の人生は優正さんによってさっそく大きく変わり始めている
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
数分後
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
精神安定剤のような薬はもちろんなくて、放置されている皿もない
それが当たり前なのかもしれないけど、毎日皿が割れて、酒や薬で充満していた元の家とは比べ物にならない
陽翔
数分後
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
不自然に重ねられている種類の違う皿
他の皿は全て種類ごとに整頓されていて、その違和感はより突出している
陽翔
数分後
陽翔
全ての作業を終えた後には、退けた皿のことなんてもう忘れてしまっていた
14:00
皿洗いを終えた後は、特にすることもなく、ずっとテレビを見ていた
元の家では見せてもらえなかったため、意外と見入ってしまった
陽翔
元の家でもしていたように冷蔵庫から少し物色させてもらうことにする
陽翔
陽翔
陽翔
カレーを作ることに決めた
数十分後
陽翔
陽翔
陽翔
陽翔
皿を片付けていたときに外した不自然な皿を、戻し忘れていたことに今気付く
陽翔
そう呟きながら皿を持ち上げたとき
皿の底になにか紙のようなものが付けられていることに気が付く
陽翔
皿を裏返し、底を見てみると
陽翔
なにかの封筒がセロハンテープで付けられていた
少し気が引けたが、セロハンテープをそっと剥がし、封筒を皿から外す
見えていなかった封筒の表面には
陽翔
そうマーカーで丁寧に書かれていた
なんだか見てはいけないものを見てしまったような気がして
そっとセロハンテープを張り直して置いておくことにした
そのまま別の皿を取り出し、何事もなかったようにカレーを食べた