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優正
陽翔
優正
陽翔
陽翔
優正
陽翔
優正
優正
優正
〈数分後〉
優正
陽翔
優正
陽翔
優正
人に料理を作ったことはなかったため、優正さんの反応を心配していたが、
優正
陽翔
美味しいと思って貰えたようだった
優正
陽翔
コーヒー、醤油、はちみつなど色々な隠し味を入れるのはお母さんから受け継いだことだった
陽翔
陽翔
〈数十分後〉
優正さんはあの後おかわりもして、俺の料理を絶賛してくれた
人から褒めれた経験が少ない俺には、優正さんの行動はより嬉しいものだった
優正
陽翔
優正
優正
陽翔
〈数分後〉
陽翔
陽翔
優正
陽翔
陽翔
優正
優正
陽翔
そこで俺は昼間に置いておいた封筒がなくなっていることに気付いた
陽翔
優正
陽翔
俺は、優正さんの声のトーンから、今ここで話すような内容ではないことを察知した
陽翔
優正
聞き返す声がいつもより低くなっていたことに後から気が付く
カレーを盛りにキッチンへ入った時から、俺の調子は少し狂っていた
優正
優正
優正
優正
優正
カレーの入った鍋の横には「2月分5000円分」。そう書かれた封筒が置いてあった
この封筒の意味はバレたのだろうか
まずなぜここにあるのか
優正
その封筒は書かれている内容の通り、2月分の母への仕送りだった
ひとまず俺はそれを回収しておくことにした
その後、お皿の片付けが終わり、陽翔くんと俺はリビングにいた
二人とも別々のことをしていて、口にも顔にも出さなかったが、いつもとは違う、緊張感のある空気が流れていた
陽翔
優正
その空気を先に打ち破ったのは陽翔くんだった
陽翔
優正
陽翔
いや、正しくは打ち破ろうとして失敗した
だから俺から話をすることにした
このままいけばどうせその内バレることだ
優正
陽翔
本人は顔に出していないつもりだったのかもしれないが、動揺していることはあきらかだった
陽翔
陽翔
説明することになったので、一から話をする
似たような教訓の彼なら話しても問題ないだろう
優正
優正
それから俺は、家での生活や、親のこと、一人暮らしの条件などを話した
陽翔
優正
お皿を片付け終え、俺たち二人はリビングにいた
二人とも会話はせず、ただただ沈黙が続いていた
それが何十分も続くと俺はついに耐えられなくなり、封筒の話をすることにした
陽翔
優正
だが、話しかけてみると何故か言葉がまとまらず、言葉を発することができない
陽翔
優正
陽翔
優正さんから聞かれるとは思わず、動揺してしまう
陽翔
陽翔
そう俺が問いかけると、彼は葛藤の表情を浮かべ
優正
それから優正さんは、元々の家でのこと、ご両親のことや、あの封筒がなにかについて話してくれた
〈十数分後〉
陽翔
いざ話してしまうとやはりお互いに気まずくなってしまい、その場にはまた長い沈黙が流れた