その日、僕は…
??
初めての友達が出来た…
僕は、過去のことを覚えていない
所謂、記憶喪失と言われているものだと思う
そして、気付いたらここにいた
何十年、何百年…
もしかすると、何千年単位かもしれない…
そんな長い時間、僕は一人で暮らしていた
ここには、誰もいない
そう、思っていたんだけど…
??
と、僕は初めて人と出会った
…いや、名前なんて聞かれても
覚えてな…
…いや
???
りゅう
そう言ってしまった
だけど、この名前な気がする
この名前で、【みんな】から呼ばれてた気がする
今、僕が思った【みんな】っていうのが僕には誰か分からない
いつか思い出せたらいいな
と、考えていると…
??
??
りゅう
りゅう
シン
シン
りゅう
そうして、僕はシンに僕の事情を話した
記憶喪失のこと、ここには誰もいなくて、すごい長い間、一人で住んでいたこと
シン
シン
りゅう
りゅう
シン
…シンは優しいな〜
りゅう
シン
そうして、シンの事情も少し分かった
シンは強い人を探してここに来たらしい
ここからは結構遠いけど、すごく綺麗な町があるらしくて、そこからシンは来たらしい
りゅう
シン
シン
りゅう
シン
シン
りゅう
シン
シン
シン
シン
シン
りゅう
…多分、シンは悲しいんだと思う
だって、自分の周りにいた人が寿命でどんどん死んでいく
その絶望感はとても言葉で表せないほど辛いと思う
さっきまで明るい感じだったけど、シンにも色々あるんだな〜…
と、僕が思っていると…
シン
シン
そう言われ、僕は…
りゅう
そう返すのだった…
りゅう
シン
りゅう
シン
りゅう
シン
りゅう
シン
シン
りゅう
りゅう
シン
シン
りゅう
シン
シン
シン
そうして、シンが指を差している方向を見ると…
りゅう
そこには、とても綺麗な二本の刀があった
…こんなの、ここにあったっけ?
いや、シンが持ってきてくれたのかな?
りゅう
なんだが、すごく手に馴染むんだけど…
すごい良い刀なのかな?
シン
りゅう
そうして、僕はさっきあった刀を手に持つ
本物の刀もあったけど、流石に殺し合いじゃないから、僕はもう一本の刀を選んだ
シン
りゅう
そうして、戦いが始まった
何をすれば良いのか分からないけど、とりあえず構えておいたほうがいいのかな?
シン
りゅう
そう言い、シンは近づいてくる
??
りゅう
その瞬間、僕の刀とシンの拳がぶつかる
普通は血が出てくると思っていたんだけど…
シンの手は鍛えられているのか、一切血が出てこなくて、痛くも無さそうだった…
シン
りゅう
シン
このままじゃ、埒が明かないな〜…
そう思い、僕は距離をとる
シン
だけど、シンがすぐに間合いを詰めてきて…
りゅう
シン
そして、シンが殴り続け、それを僕が防ぎ続ける
だけど、防ぎ続けるにも限界があって…
りゅう
シンの拳が僕の左肩にぶつかる
【カウンター】
りゅう
なに…?今の…
いや、今はそれどころじゃない!
りゅう
その言葉を言った瞬間
僕は刀を右手に持ち替えていて…
そのまま突きを放った
シン
それは、シンの左肩に命中して…
シン
りゅう
シン
シン
シン
りゅう
シン
りゅう
シン
シン
シン
りゅう
りゅう
シン
シン
あの刀といい、剣技といい、強さといい…
ほんと、りゅうは不思議だな
ひょっとしたらあいつは
【最強】になれるかもな…
それから少し休憩して…
シン
りゅう
そう言って、僕はシンに着いて行くのだった…
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