こんにちは!なーです!
いや〜…投稿頻度が 終わってやがりますね…すんません
とりあえず自己紹介を!
羽唯(受け)
えっと…南 羽唯(みなみ わい)です。
美鳥と一緒に暮らしてる、
普通の社会人…のはず、
だったんだけど…
ある日突然、
猫耳が生えちゃって…
しかも原因は、美鳥が
こっそり変な薬を
飲ませたからって…!
ほんとにもう、
信じられない!
美鳥は意地悪で、
すぐにからかってくるし、
私のことを
おもちゃみたいに
扱うし……!
でも、なんだかんだ
一緒にいる時間は楽しくて…
…あっ、違う!
楽しいとかじゃなくて、
いつも振り回されてる
だけだから!
でも、美鳥が笑ってると…
なんだかんだ、ほっとする
というか…って、違う違う!
とにかく! 私は美鳥の
手のひらで転がされる
つもりなんてないん
だから!
ぜったいに負けない!
…たぶん!
美鳥(攻め)
そんなに私のこと
知りたいの?
まぁ、いいけど?
名前は園華 美鳥
(そのはな みどり)。
羽唯と一緒に暮らしてる、
いわゆる同居人って
とこかな?
羽唯はね、ほんとに
素直で可愛くて…
いじりがいが
あるんだよねぇ。
ちょっと撫でるだけで
耳を真っ赤にしちゃったり、
焦る顔も拗ねる顔も
ぜ~んぶ可愛いの
だから、
ついちょっかい
出したくなるんだよね。
羽唯の反応が
いちいち可愛すぎて、
やめられないの。
…まぁ、本人は
「やめて!」って言うけど?
でもさ、
ほんとは嫌がってないって、
ちゃんとわかってるよ?
…ねぇ、羽唯?
ふふっ、
これからもいっぱい
可愛がってあげるから
…覚悟してね?
美鳥(攻め)
猫ちゃんね?
羽唯(受け)
朝、目が覚めた羽唯は、 自分の頭の上でピコピコと動く "何か"の違和感に気づいた。 そして、鏡を見た瞬間──絶句。
猫耳が生えている
羽唯(受け)
羽唯(受け)
何か知ってる!?
パジャマ姿のまま 寝室から飛び出すと、 リビングでくつろいでいた美鳥が こちらを見て、にやりと笑った。
美鳥(攻め)
羽唯(受け)
これ、どういうこと!?
美鳥(攻め)
羽唯(受け)
美鳥はソファに座ったまま、 指をくいくいと曲げて「おいで」と 手招きする。
羽唯(受け)
羽唯が警戒して近づかないでいると、美鳥は溜息をついて立ち上がり、 あっという間に羽唯の目の前に 来てしまった。
美鳥(攻め)
そんなに怒らないで、ね?
そう言いながら、 美鳥の指が猫耳に触れた。
羽唯(受け)
ピクンと震える耳。 羽唯は驚いて一歩後ずさるが、 美鳥はその反応を見逃さない。
美鳥(攻め)
羽唯の耳、
すっごくよく動く…
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
でもすっごく柔らかいし…
撫でると…ほら?
美鳥の指が猫耳を優しくなぞる。 すると、ゾクゾクっとした感覚が 背中を走り、思わず羽唯の口から 甘い声が漏れてしまった。
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
もしかして…耳、弱い?
羽唯(受け)
そんなんじゃ…んぁっ///
美鳥(攻め)
…かわいい
美鳥は楽しそうに笑いながら、 猫耳をふにふにと揉んだり、 根元をくすぐったりする。
羽唯(受け)
羽唯は必死に抵抗しようとするが、敏感になった耳がびくびくと 震えて、力が入らない。
美鳥(攻め)
美鳥(攻め)
ご主人様に
甘えなきゃね?
羽唯(受け)
美鳥…いい加減にっ…!
必死に逃れようとする羽唯の手を、 美鳥はひょいっとかわしながら、 さらに猫耳をもふもふと弄ぶ。
美鳥(攻め)
こんなに
気持ちよさそうに
してるのに?
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
でも羽唯の耳、
ぴくぴく動いてるよ?
そう言われて、羽唯はハッとする。 確かに、美鳥が触るたびに、 耳が勝手に動いてしまうのが 自分でもわかる。 でも、これは絶対に認めたくない。
羽唯(受け)
そんなの、美鳥が…っ、
へんな薬なんて
飲ませるから…っ!
美鳥(攻め)
だって、
猫耳生えた羽唯、
絶対可愛いと
思ったんだもん
美鳥はけろっとした顔で 言いながら、今度は耳の付け根を 優しく撫でた。
羽唯(受け)
ゾクゾクっと背中を駆け抜ける 甘い痺れに、羽唯の体がピクンと 跳ねる。すると美鳥は、 意地悪くくすくすと笑った。
美鳥(攻め)
そこ、きもちい?
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
美鳥はそのまま、 猫耳の付け根を指でくるくると 円を描くように撫でる。 指の腹がゆっくりと 毛並みに沿って動かされるたびに、 くすぐったくて、でもどこか甘くて─
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
ほしいんじゃないの?
羽唯(受け)
はぁんっ…///
声が、勝手に漏れてしまう。 くすぐったさと気持ちよさの 狭間で、まともに思考ができない。
美鳥(攻め)
猫ちゃんは
ご主人様に
甘えなきゃね?
羽唯(受け)
美鳥の顔が近づいてきて、 耳元でそっと囁かれる。 羽唯はもう、これ以上耐えられない とばかりに、バッと顔を背けて ソファに突っ伏した。
羽唯(受け)
顔が熱い。 耳まで真っ赤になっているのが、 自分でもわかる。 美鳥は、そんな羽唯を満足げに 見つめながら、ぽんぽんと優しく 背中を撫でた。
美鳥(攻め)
今日はこのくらいに
してあげる
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
時間はあるし……
明日も、いっぱい
可愛がってあげるね?
美鳥(攻め)
猫ちゃんにしてあげる♡
羽唯(受け)
やっと解放された…
羽唯はソファに突っ伏したまま、 小さくため息をついた。 猫耳をいじられすぎて、 まだじんじんと感覚が残っている。
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
ばかとはひどいなぁ。
こんなに
羽唯のためを思って、
可愛がってあげてるのに
美鳥は満足げに笑いながら、 キッチンへ向かう。 そして冷蔵庫からミルクを 取り出し、コップに注ぎながら 振り返った。
美鳥(攻め)
ミルク、飲も?
羽唯(受け)
羽唯が顔を上げると、 そこには得意げな顔をした美鳥が、 ミルクの入ったコップを持って 立っていた。
美鳥(攻め)
ミルクが好きでしょ?
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
猫耳生えてるし…
かわいいし…
羽唯(受け)
ぷるぷると怒る羽唯だったが、 美鳥は全く気にせず、 ニコニコしながらコップを 持って近づいてくる。
美鳥(攻め)
普通に美味しいよ?
羽唯(受け)
別にいいけど…
羽唯はしぶしぶ起き上がると、 コップを受け取ろうと 手を伸ばした。しかし、 美鳥はそれをひょいっと避ける。
美鳥(攻め)
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
ご主人様に
飲ませてもらうものだよ?
羽唯(受け)
羽唯は全力で首を振るが、 美鳥は楽しそうにコップを傾け、 まるで子猫に餌を与えるように 羽唯の口元へと近づけてくる。
美鳥(攻め)
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
美鳥はにやりと笑いながら、 指をミルクに浸し、 それを羽唯の唇へと持っていく。
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
舐めさせてあげようかと
羽唯(受け)
そんなのもっと無理…!
美鳥(攻め)
あーんして飲んで?
羽唯(受け)
美鳥の意地悪な笑みを見て、 羽唯は絶望的な気持ちになった。 どっちにしても、逃げ場はない。
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
羽唯は観念して、美鳥が持つ コップにそっと口をつけた。 そして、ミルクが口の中に 流れ込んできた瞬間─
美鳥(攻め)
羽唯(受け)
美鳥が囁くように言うものだから、 羽唯の顔は一気に真っ赤になる。
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
こんなに可愛いのに?
羽唯(受け)
美鳥の意地悪には
付き合わない…!
美鳥(攻め)
美鳥はくすっと笑いながら、 羽唯の猫耳をちょんっとつまむ。
美鳥(攻め)
ご主人様にいっぱい
甘えるものなの
羽唯(受け)
美鳥(攻め)
でも、夜になったら…
もっと甘えん坊な
猫ちゃんにしてあげる♡
羽唯(受け)
美鳥の意味深な言葉に、 羽唯の心臓がドキドキと高鳴る。
こうして、羽唯の猫耳生活は、 ますます美鳥の手のひらで 転がされることになりそうだった─
おかえりなさい!
今回語りパート(?)多めでしたね… さーせん…
GL書けないんすよ!私!
次回もいつになるか分かりませんが 不定期にあげていくので 暖かい目で見守って やってください!