朱璃
朱璃
朱璃
あれから七星に身を任せっきりで
きっと迷惑を掛けただろう
朱璃
朱璃
朱璃
お馴染みのガラスのローテーブルには
見覚えのない一枚の置き手紙
私は手紙を手に取った
ペラッ
朱璃
宛先人は
朱璃
アンリちゃんだった
朱璃
朱璃ちゃんへ__
アンリ
それは突然でした
アンリ
そんな提案をしたのは_
蜂楽
蜂楽
黒名
黒名
黒名と蜂楽だ
二人とも
桃花達に脅された奴等に当たる 。
朱璃ちゃん 、私はね
誰かの為に必死になれることって
凄く大切だと思うの 。
その人を物凄く
大切に想っている証拠じゃない?
アンリ
アンリ
仕事量も
対応面も
私は正直 、
マネージャー3人共 平等だと思い込んでた
でも
そうじゃなかったみたい
蜂楽
蜂楽
黒名
黒名
どうやら朱璃ちゃん
貴方は
私達よりも
誰よりも
人一倍頑張っていたみたいね
私達の知らないところで
どんな時でも 、
人には明るく元気に振る舞い
相手に不快感を与えない 手慣れた人付き合い 。
私達にきっと多くもの 隠し事をしているであろう貴方は
ずっとずっと耐えていた
努力していた
今まで気付いてあげられなくて ごめんなさい
大変な事ばかりを押し付けて ごめんなさい
年齢なんか関係ないと ”ここの人達”は言うわ 。
でも私は
自分よりも若い朱璃ちゃんを 追い詰めたくないの 。
私達はいつでもどんな時でも
朱璃ちゃんの味方だからね!
アンリ
アンリ
私も一つ
手を貸します!
アンリ
アンリ
蜂楽
2人は目を輝かせた
蜂楽
蜂楽
黒名
卑猥者なんかに負けないで
朱璃ちゃんは朱璃ちゃんのままでいいの
ありのままでいていいの
背中は私達が支えるわ
朱璃
しみじみとした時にふと 下辺に目をやった
朱璃
ペラりとめくってみる
言うの忘れてた! 一日だけ外出許可出ました! 外で楽しんで来てね! 無理はダメよ! たまには休んで!
朱璃
朱璃
やっぱり彼女らしい 、と
自然に笑みが零れてしまう
なら折角だし 、
朱璃
元気を出して
いつもの私に戻ります
朱璃
いつも通りの朝食だったが
たまたま目に入った人物に 駆け寄ってみた
朱璃
まぁ当然無視である
だが私は
彼が構ってくれる 方法を知っている
朱璃
凛
凛
朱璃
糸師 凛
女性には少しばかり 優しい印象があったのに
何故かこのように 男性と変わらずな態度
転生前の私は相当彼を 追い詰めたのだろうか?
朱璃
凛
すごく質素な 朝食だなと思いつつ
彼にいくつか 話題を吹っ掛けていく
その中で私は思いついた 一つの話題を出す
朱璃
朱璃
朱璃
当然無視かなって思ったんだけど 、
凛
凛
引っかかって来やがった
凛
凛
朱璃
そうだよね
私以外に大変な思いをしてる人は
沢山いるもんね ...
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
凛
凛
凛
凛
そう言い残して 彼は自室に戻ってしまった
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
朝から苛立ちを抑えきれない 朱璃だった
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コメント
16件
ばちらいいこすぎて泣けてくるわぁぁぁ
蜂楽と黒名いい子すぎでしょ〜ほんと天使!朱璃ちゃん丸1日精一杯リフレッシュしてきてね!
やばい…続きが気になり過ぎます………