メロ
──?
ニア
…メロ
ニア
私はLを継ぎましたよ
メロ
…
メロ
だからなんだ
ニア
・・・
ニア
他にもっと掛ける言葉があるじゃないですか
ニア
Lを継いだって報告して最初にでる言葉がそれですか
メロ
Lを継いだ事はリドナーから聞いた
ニア
…それを早く言って下さい
ニア
…私の口から言いたかったのに残念です
メロ
はっ
メロ
お前がゆわずとも、俺は最初から察していた
ニア
…さすがメロです
メロ
思ってもいないくせに
ニア
……それよりメロ、もっとこちらに来てくれませんか
メロ
断る
ニア
…相変わらず私にだけあたりが冷たい
メロ
…当たり前だろうが
ニア
いい加減和解するお考えは思い浮かばないんですか
メロ
するつもりはない、絶対に
ニア
…つれないですね
ニア
…まあ、いいでしょう
ニア
メロが来ないなら、私から行きます
メロ
近くでわざわざ話さなくていいだろう
メロ
来なくてい─
ニア
いえ、近くに寄りたいので行きます
言葉を最ぎってぐんぐんと距離を縮めた
ニア
…昔はメロの方が高かったのに
ニア
メロと同じぐらいまでに成長しました
メロ
…
メロの目の前まできた
メロ
……
メロ
……おい、どうゆうつもりだ
メロの目の前に来たと思えば突然 抱きついてきた
ニア
…まんざらでもないくせに
メロ
は?
ニア
…嫌なら振り払えばいいじゃないですか
ニア
……そうしないってことは、そんなに悪い気はしてないですよね
ニア
…なぜ今頃になって会いに来きたんですか
ニア
…図々しにも程がありますよ
メロ
それは俺が1番知りたいぐらいだ
メロ
…てゆうかもう離れろ!!
ニア
イヤです
きっぱりとそう断った
ニア
…少しぐらい甘えたっていいじゃないですか
メロ
…お前、何歳だよ
ニア
27です
メロ
俺よりも7つ上だろうが…甘えるな
ニア
本来ならメロの方が年は上なはずなんですけどね
ニア
…それにしても、まだ気付いてくれないんですね
メロ
…なに?
ニア
…そうゆう所ですよ
ニアはムスッと顔をしかめた
ニア
……はあ
ニア
…もういいです
メロ
何だよ…
この状況に少し気恥ずかしさ を感じていたメロ
そう思っているといつの間にか ニアと顔を鉢合わせた
鉢合わせた瞬間 唇から柔らかい触感が襲ってきた
ちゅ
メロ
?!!
ニア
…
メロ
!!
メロ
………
メロ
……………
ニア
…これで私が言いたいことがわかりましたよね。
ニア
…私は昔からメロの事をそうゆう風に見てきたんですよ
メロ
…きしょくがわるい
メロ
だから嫌いなんだよ…
ニア
そんなの最初っから知っててやってますよ
ニア
これから段々と私のことを必要以上に好きにさせます
ニア
丁度いいです。最近つまらない続きだったのでいい暇つぶしが出来ました
メロ
…また俺を道具扱いしやがって
ニア
…ふふっ
メロがそうゆうとニヤッと笑った
メロ
(会うんじゃなかった)
ニア
……そうしないってことは、そんなに悪い気はしてないですよね