瑠魔
はーいこんにちはー
瑠魔
えー前は優翔君がついに
病みました
病みました
瑠魔
見てない方は見てね
瑠魔
ではーどうぞー
星崎 優翔
タッタッタッ
星崎 優翔
(授業を抜け出す)
夜桜 葉琉
待っ待ってよー!!
先生
葉琉〜優翔ー!
先生
…………
僕はいつの間にか 授業を抜け出していた
そしていつの間にか 屋上に来ていた
何故だろう 友達を置いて 1人だけ旅立つなんて 僕は本当に大悪者だな
星崎 優翔
あはは
気付いたら 柵の外に立っていた
夜桜 葉琉
優翔!!
後ろを振り返ると 僕の友達葉琉君が居た
僕は飛び降りようとすると 誰かに手を引っ張られた
それは葉琉だった 柵の隙間から手を 伸ばして 僕の手を掴んでいる
夜桜 葉琉
………待てよ
夜桜 葉琉
俺を1人にしないで
ポロポロ
ポロポロ
泣いている君を僕は 見逃せなかった そしていつの間にか 柵の内側に居た
星崎 優翔
ごめんねごめんね
星崎 優翔
怖い思いしてごめんね
夜桜 葉琉
優翔…俺…
死んで欲しくない
死んで欲しくない
夜桜 葉琉
優翔に死んで欲しくない
死ぬなら僕は腹を切って死ぬ
死ぬなら僕は腹を切って死ぬ
星崎 優翔
ごめん…ごめん
夜桜 葉琉
しな、ない?
星崎 優翔
泣いてる葉琉をそのまま
置いて死ぬわけないじゃん
置いて死ぬわけないじゃん
星崎 優翔
俺は葉琉に色々助けられた
今こそ役に立つ
今こそ役に立つ
星崎 優翔
相談してみな?僕に
でも優翔は作り笑い だった 心の中では泣いている 悲しんでいる でもその恐怖に耐えながらも 相談してくれている
夜桜 葉琉
俺、分かったんだ
夜桜 葉琉
優翔がいじめられてる
ことって
ことって
星崎 優翔
……………そうだよ
星崎 優翔
僕はいじめられてる
星崎 優翔
でも俺大丈夫振り返る
今までのこと
皆の思い出
今までのこと
皆の思い出
星崎 優翔
そして
皆の友情を