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海
ありがとうございました！
莉沙
ええでええで！気にすんな！
莉沙
またいつでもおいで☺️
海
ほんとにほんとに...
海
ありがとうございます！！
莉沙
うんうん！気をつけて帰ってね👍🏻
海
はい！
海
さよならー！
莉沙
さようなら〜！
海
ただいま！陽平さん！
陽平
海さん、おかえり。
海
ただいま！陽平...さん？
海
え...？
美代子
お邪魔しています、海ちゃん。
海
どうして...ここに？
美代子
2人のこと
美代子
話に来たのよ。
海
..............。
陽平
海さん、座って
海
はい...。
美代子
2人には、悲しい思いをさせてしまってごめんなさい。
美代子
生きていてよかった、そう思うけど
海
私は美代子さんが悪いとはひとつも思っていません
海
どうか、自分を責めないでください
海
さよなら。
ｶﾞﾗ
陽平
海さん！
陽平
...
陽平
ごめんなさい、
美代子
大丈夫よ...
美代子
海ちゃんの言葉に救われた...
美代子
自分を責めない、かぁ...
陽平
あの
陽平
2人のこと...
美代子
あ、ごめんなさいね
美代子
お墓、鹿児島に建てました。
陽平
そうですか...
美代子
だから、後で来ておくれ。きっと会いたがっていると思うから。
陽平
はい...。
陽平
僕だけでも、行こうと思います
美代子
そうしてもらえれば...。
美代子
私ね...
美代子
兄弟をなくてして...なにもかもダメになってしまったの。
美代子
もしかしたら陽平くんも...思ってるかもしれないけど
美代子
もう一度みたい...声聞きたい...会いたい...ずっと心で叫んでいるの...。
陽平
僕も会いたいです。
陽平
実は、僕と海さんは血が繋がっていません
美代子
え...？
陽平
だけど、大切に大切に...
陽平
姉ちゃんと見守ってきました。
陽平
僕は辛いです
陽平
ずっと一緒だった人が
陽平
一瞬にして消えてしまうなんて
陽平
考えもしなかったです
陽平
とても寂しい。悲しい。
陽平
ずっとそんな毎日。
陽平
美代子さんは、頑張りすぎではないでしょうか？
美代子
.............。
美代子
そうかもしれないね...
美代子
自分を責めたり、どうしてこうなのって考えすぎたり...
美代子
海ちゃんと陽平くんが言っていた通りだと思うわ
美代子
少し、考え直してみるね、。
美代子
ありがとう
陽平
はい...。
陽平
あの
陽平
今日は帰って貰えますか？
陽平
海さんと話したいので
美代子
えぇ、もちろんです
陽平
わざわざ遠いところから、すみません
美代子
大丈夫よ
美代子
それじゃあ。
陽平
はい、さよなら。
陽平
海ちゃん、入るよ
海
どうぞ
陽平
海ちゃん
海
陽平さん...
海
私はこれから、どうすればいいんですか？
陽平
君は...。
海
私は生きていいんですか？
陽平
海さん、ひとつ聞こう
陽平
幸せってなんだ思う？
海
幸せ...？
海
それは...
陽平
幸せに正解なんてないんだ。
陽平
自分が幸せと思えば
陽平
幸せなんだ。
海
じゃあ私は
海
幸せじゃないんですか？
陽平
それは違うと思う。
海
え？
陽平
ひとりで何もせず、ただぼーっとしていても
陽平
幸せなんて来ない
陽平
僕が思う幸せは
陽平
今、この瞬間なんだ
海
陽平さん...。
ｷﾞｭ
陽平
おっと...
海
私が幸せだと思う時間は
海
これです
海
陽平さんは
海
家族としても...。
海
私のことは好きですか？
陽平
うん、好きだよ。もちろんね...。
海
陽平さん。私実は...
海
この時代の人ではありません。
陽平
え、？どういうことかい？
海
もっと先の時代のものです
海
だから、私はいつか帰らなければなりません。
陽平
.....。
海
それでも私のことを忘れないでください。
海
私も、これまでのことは忘れられない思い出です
陽平
うん...。
陽平
僕もだよ...。
海
陽平さん、海へ行きませんか？
陽平
あぁ...。
続く。
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