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尊いね
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
ドス中 (リクエスト)(デート編)
とまとぅ
中原中也
中原中也
目の前には約束した集合場所の駅。腕時計の針は9時45分を指していた。
中原中也
あと15分、適当に時間を潰そうとスマホを取り出した其の時。
フョードル・D
中原中也
突然背後からひょこっと姿を見せた、すらりと背の高い男。
中原中也
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
そう云ってムスッと不機嫌そうな顔をする。
中原中也
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
フョードル・D
…ンだ此奴。優し過ぎて吃驚する。今迄こんな奴には会った事が無い。
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
そう云ってさも当たり前の様に手を握ってきた。
中原中也
フョードル・D
中原中也
此奴には造作も無い事なのだろうが、逢引なんて一度もした事が無い俺にとっては心臓に悪かった。だからせめてもの照れ隠しに外方を向いた。
未だ信用していないとは云ったが自分でも分かる。俺はもう完全に此奴に心を許してしまっていると。
フョードル・D
フョードルが小さく笑みを溢す。……嗚呼、本当に心臓に悪い。
中原中也
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
フョードル・D
何でこんな恥ずかし気な台詞を淡々と云えるのか不思議だ。
…と思っていたら、
フョードル・D
矢張り羞恥心と云う物も少しはあるようで、直ぐに話題を逸らした。
其の横顔が少し紅色に染まっている気がして、思わず自分まで恥ずかしくなる。気まずい空気を避ける為、さり気なく其の話題に乗った。
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
中原中也
思わず食い気味に返事をしてしまった。良い年してこんな子供の様な仕草、恥ずかしくて仕様が無い。
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードルは一瞬其の席を躊躇ったが、早く席につかなければショーが始まってしまうので一先ず気にしないでおいた。
却説、そろそろショーの終わりの時間が迫って来た頃。
『さぁ、いよいよ最後の大ジャンプです!前列の皆様、準備は宜しいですか?…其れではキューちゃん達、お願いします!』
中原中也
事だ、と云い終える前に
バシャーンッ!!
と、凄まじい水の音。
中原中也
フョードル・D
気付けば、上半身はずぶ濡れ。傍に置いていた鞄と、下半身だけはギリギリ無事だった様だ。
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
反論するものの、まぁご尤もな意見である。だって仕様が無いだろう、 生まれて初めてこんな所へ来たのだ。
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
自分が信じられない、目の前に居る男は、本当に昨日初めて会った奴だろうか。あんなに怪しかった奴に、自分はこんなにも心を開いてしまっている。
中原中也
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
何だか全て此の男の手管の内の様な気がしてならないが、…今は良いか。
今はもう少し、此の夢の様な時間に浸っていたかった。
そうしてあっという間に過ぎて行った一日。あの後昼食を奢って貰い、その上アクセサリーも買って貰った。彼奴は何食わぬ顔ペアの物を買って、まぁお揃いになった訳だが、其処に口を出せる程の立場では無いので目を瞑った。
中原中也
フョードル・D
中原中也
中原中也
フョードル・D
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
中原中也
手前の恋人になるんだからよ、と、出掛けた言葉を慌てて飲み込む。 伝えるには未だ早い。そ、其れにまだ、警戒心を全て捨てた心算は無い。
フョードル・D
中原中也
フョードル・D
クスクスと楽し気に笑い乍ら歩く二人の胸元のアクセサリーが、夕陽を受けてキラリと光った。
太宰治
太宰治
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ