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夜市は音と光に満ち溢れていた。
様々な言語の話し声。 妙な輝きを放つネオン、薄暗い白色の裸電球。
ガタついたコンクリートの歩道には、 夕方の驟雨の痕跡がこびり着いている。
バリ
バリは一つの店の前でふと足を止めた。
店前に置かれた浅くて広い箱の中で、カラフルななにかが蠢いている。
そっと近づいて、箱の前でかがみ込んだ。
光に照らされて、ようやく蠢く何かの正体がわかった。
____それは箱詰めにされたヒヨコだった。
一匹5000ルピア…日本円に換算して約50円だ。
毛を染められてマーカーペンのような蛍光色になっている。
喧騒に紛れてあまり聞こえないが、 耳を澄ませば鳴き声が聞こえた。
しかし、ここには本当になんでも揃っている。
食べ物、日用品…挙げ句の果てには生き物。
バリ
結局ひよこを買うのは気が引けたのか、そのまま通り過ぎていった。
冷やかしかもよく分からない謎行動。
.
.
それからバリはしばらく市場をうろついていたが
やがて飽きたのか 最初の門の前まで戻って来ていた。
太い支柱に全身でもたれかかる。
バリ
要件は終わったがまだ体力が有り余っているのだろうか。
もう次の行き先を考え始めているようだ。
バリ
顎に人差し指を当てた考える仕草。
まだまだ夜は長くなりそうだった
主ぽっぽ
主ぽっぽ
主ぽっぽ
主ぽっぽ
主ぽっぽ
主ぽっぽ
ぐぅ~ちゃん
#BL