生徒と教師には、壁がある。
年の差、立場の差、それらが合わさって出来た、大きな壁。
普通、必要以上に関わろうとしないし、お互いそれは分かっている。
でも、1人だけ例外がいた。
ころ💙
さと💗
愉快そうに笑っている彼は、さとみという人物。
僕が担当しているクラスの生徒だ。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
今気づいたかのような顔をして、僕に詰め寄ってくる。
そして、そのまま壁ドンをしてきた。
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
一瞬、彼が何を言っているのか理解出来なかった。
構って欲しい?
僕が?
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
そう言って、彼は教室へ戻って行った。
僕がこの学校に来てから、毎日こんな感じだ。
軽く言い合いをして、何となくからかわれて、僕が断る。
正直、彼のことは諦めかけてるし、この関係にも慣れた。
でも、教師として、彼を立派な人間に育て上げなければならない。
だから、僕は毎日やりたくもない説教をわざわざしているのだ。
ころ💙
僕も大変だな、と呟きながら、ため息をついた。
ガラガラガラッ
ころ💙
そう言いながら、彼の姿を探す。
しかし、何処にもいなかった。
ころ💙
問いかけると、何処かから早退しました、と聞こえてきた。
早退?
さっきまで、あんなに元気だったのに?
ころ💙
彼は、不真面目な生徒ではあったけど、授業をサボったことは1度もない。
なら、体調が悪くなった、とか…?
ころ💙
ころ💙
そう言って、彼の家へと急いだ。
ピーンポーン
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
そう言って、扉を閉めようとしている。
何となく、僕が家まで来たことを嬉しく思っていないように見えた。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
そう言ったあと、さとみくんはすぐに顔を歪めた。
そして、顔を手で覆いながら泣いていた。
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
正直、困った。
だって、僕と彼は、立場が違う。
生まれた年も、住む世界も違う。
でも、本当のことを言うのなら、僕は彼のことを意識していた。
少し、気になっていた。
そんな彼に、泣きながら告白されて、ときめかないわけが無かった。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
そう言って、さとみくんは僕を抱きしめた。
僕が何かを言おうとすると、嫌だと言って聞かなかった。
忘れないで、と言いたいのに。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
そう言った瞬間に、キスをされた。
全然軽くない、深い方のキス。
ころ💙
どれだけ離れようとしても、力が強くて逃げられない。
今になって、ようやく自分と彼の体格の違いを知った。
彼に勝てない、という事実から、何とも言えない気持ちが込み上げる。
ころ💙
さと💗
口を離してから、彼は短くそう言った。
さと💗
ころ💙
慌てて否定した時、彼の顔つきが変わった。
いつもの、優しい瞳。
色々としてしまった事に、反省しているようだった。
さと💗
ころ💙
そう言った瞬間、彼の口から『え』という声が漏れた。
正直、自分でもビックリだ。
彼からキスされたことに、全く怒っていない。
嫌だとも思わない。
というか、少し嬉しかった。
あぁ、そっか。
僕は、彼のことをとっくに好きになっていたんだ。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さっきまで余裕なかったくせに、いきなり立場が変わった。
申し訳なさそうな瞳は、いつの間にかニヤニヤしていて、こちらを見ていた。
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
これからも、コイツに悩まされそうです。
ーENDー
のの ❀
のの ❀
のの ❀
のの ❀
のの ❀
のの ❀
のの ❀
コメント
21件
はいもうこの設定大好き。
またリクエストしてもいいでしょうか?
ブクマ失礼