しょーないです (🐇🍣) (🦁🍣要素もあります)

学パロやで！ じゃ、本編とぞ！

ﾀｯﾀｯﾀｯ…ｷｭｯ…

体育館にシューズの足音が鳴り響く

そして俺はメニューノートを見ながら 選手たちに指示をする

息を吸い勢い良く笛に口をつけ吹く

ﾋﾟｰｯｯｯ!!

こんなに色々やっているが 俺はバスケ部のマネージャーだ

選手ではない ただのマネージャー

マネージャーだからといって俺は手を抜かない。もちろん選手と同じ位…いやそれ以上の気持ちでこの部活に本気で挑んでいる

たとえ苦手な後輩がいようとも大好きな先輩がいようとも俺はそれを表に出さず黙々と自分の仕事をやりきる

こいつは有栖初兎 一個下のクソ生意気なガキだ

どんなにムカつく発言をしようが 俺は気にしない。ただ業務を全うする

イライラを抑えながら俺も準備をする

一応保険室行って無事そうだったしとりあえずは一安心かな…

この人は悠佑先輩この部のキャプテンだ そして俺がこのバスケ部のマネージャーになるきっかけとなった人物だ

凄く綺麗に言っているように見えるが 入部理由は物凄く不純な動機で悠佑先輩に惚れて一緒にいたいから入っただけだ

不純な動機だからこそ 本気で頑張りたい

そういいワシャワシャっと 俺の頭を撫でる悠佑先輩

…優しいな

オレノカノジョ…？

…散った

ぼーっとしながらボールを磨く

悠佑先輩…彼女いたんだ

自分なんかが先輩に釣り合う訳ないって分かってた…分かってたのに悲しい

ポツ…ポツっとボールに涙が落ちていく

好きだったのにな …なんて思いながら

ダメだ…こんな事で泣くなんて…

有栖…！？

び、びっくりした…涙引っ込んだわ…

俺は勢いよく有栖の見ている方向に顔を向ける

しまった…つい反応してしまった…

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ…ﾊﾞﾀﾝ…

おもしろい…？？

どこが面白いんだよ！！！！！

続く