スノウ・ディ・フェリーチェ
マリア・ブライアン
ルアナ、ユズハ
マリア・ブライアン
貴方達は今日でお別れするの
ルアナ・ブライアン
どうしてですか?
ユズハ・ブライアン
どうして~?
マリア・ブライアン
まず、ルアナは個性
マリア・ブライアン
ユズハはユニーク魔法
マリア・ブライアン
ルアナみたいに個性を持つ者はヒーローに
マリア・ブライアン
ユズハみたいにユニーク魔法を持つものは魔法士に
マリア・ブライアン
未来が決まってしまっているの
ユウリ・ブライアン
済まない、これは私達の予想外でね
ユウリ・ブライアン
二人を離れさせたくはないが
ユウリ・ブライアン
決まってしまっているんだ
マリア・ブライアン
私はユニーク魔法を持っているからユズハと
ユウリ・ブライアン
私は個性を持っているからルアナとだ
ルアナ・ブライアン
もう二度と会えないの?
ユズハ・ブライアン
ボク、お父様とも一緒に居たかったです
ユウリ・ブライアン
済まない
マリア・ブライアン
さぁ、準備をしましょう
ユズハ・ブライアン
………
ルアナ・ブライアン
…………
<港町>
ルアナ・ブライアン
じゃあね、ユズハ、お母様
ユウリ・ブライアン
また、会おう
マリア・ブライアン
グスッ、えぇ
ユズハ・ブライアン
じゃあね、お姉様、お父様
僅か6歳で離れ離れになった妹
ユズハ・ブライアン
お母様……
マリア・ブライアン
大丈夫よ、私が居るわ
ユズハ・ブライアン
………うん
もう直ぐ七歳の誕生日というときに離れ離れになった姉
ルアナ・ブライアン
ユズハ………
ユウリ・ブライアン
私が居る、一人ではない
ルアナ・ブライアン
もう直ぐ誕生日だったのに……
何時かまた出会うことをまだ知らない
だが、この時家族は
幸せが崩れる時にはプツンと音がなる
これが幸せの音か
そう思っていららしい
to be conutinued