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もぶ子
ここでいっそ飛び降りて…
ゆあんくん
はぁはぁ…待った！
もぶ子
奴隷！？何よ！
ゆあんくん
何があった？
もぶ子
何もないし関係ねぇよ。
もぶ子
言ったところで奴隷のあんたが解決できねぇよ
ゆあんくん
言ってみて？
ゆあんくん
あそこのベンチに一旦座ろ？
もぶ子
…
もぶ子
…兄貴に
もぶ子
命令されてて
もぶ子
兄貴の言うこと聞かないと
もぶ子
殴られるんだよね
もぶ子
だから、仕方なく…
もぶ子
私だって、あんた達の中に混ざって話したい！
もぶ子
でも…
もぶ子
無理なの…
もぶ子
私…うりくんが好き
もぶ子
でも、兄貴は、
もぶ子
俺が許した相手以外駄目とか
もぶ子
マジ意味分かんないっつーの
もぶ子
あんたは？
ゆあんくん
俺たちは…家族じゃない
ゆあんくん
血が繋がってないんだ
ゆあんくん
意見は別れるし、
ゆあんくん
好き嫌いも別れるし
ゆあんくん
それでも、家族のように慰めあって…
ゆあんくん
ここまで来た…
もぶ子
へー、
もぶ子
いいなぁ、私は契約だから
もぶ子
兄貴は人から奪うのが大好き
もぶ子
奪ってはすぐ手放して
もぶ子
馬鹿みたい…
もぶ子
兄貴がてっぺんに辿り着いたら
もぶ子
契約終了！
もぶ子
あと、少し…
もぶ子
多分…恋愛してぇ…な…
ゆあんくん
俺がお兄さんのところにいって直接言うよ
もぶ子
いいって！
ゆあんくん
駄目！
もぶ子
もう、○にてぇんだ
ゆあんくん
え…？
もぶ子
○なせてくれよ！！
もぶ子
さっきのところで○んでくる
ゆあんくん
待って！！
ゆあんくん
もう一度、やり直そ？
もぶ子
なんで…あんたが泣いてんの？
ゆあんくん
俺…(｡ŏ﹏ŏ)
ゆあんくん
人を失いたくない(｡ŏ﹏ŏ)
もぶ子
…！？
もぶ子
どうせ嘘に決まって…
ゆあんくん
俺、嘘がつけない…
ゆあんくん
どうしても、嘘をつくのが下手なんだよ
ゆあんくん
こんな嘘がつけたら立派なウソつきだよ
もぶ子
でも、辞めないから
もぶ子
もう、楽になる…
ゆあんくん
待って！！
ゆあんくん
ｷﾞｭｯ
もぶ子
え…ちょっと…！！
もぶ子
なんで…こいつが…？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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