テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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君の歌声は届かない【完】

第5話 - 君の歌声は届かない（4話）

603

2024年02月29日

#BL

#ワイテルズ

#ワイテルズBL

#ご本人様には関係ありません

🍇栞🍇

Nakamu

...ｯﾌｩｰ...ｯ

ダメだ...朝から、人が多い...

Broooock

...少し、減ってから、行こっか！

Nakamu

...ごめｯ...(ﾎﾟﾛｯ

Broooock

泣かないでぇ！w

泣き顔...幼稚園児みたいで可愛い...

Nakamu

...ｯ(ﾋﾞｸﾋﾞｸ

男

いやぁ、まじさ？www

男

wwwww

Broooock

...

Nakamu

...(ﾋﾞｸﾋﾞｸ

Broooock

少し、日陰行こっか。

Nakamu

え、、？

Broooock

こっち。

男

あ、Broooockじゃーん！

Nakamu

(ﾋﾞｸﾞｩｩ

Nakamu

(Broooockの後ろに行く

Broooock

...

もう、僕には慣れたんだ...

男

え？その子誰？

男

可愛くね？w

Broooock

...

男

なぁー。Broooock〜

Broooock

それ以上近ずかないで

男

えー？

Nakamu

...！！

え、？

Broooock

僕、後で行くから。

Broooock

人酔いしちゃったみたいだから。

男

あー。その"女の子"？

Nakamu

...ｯ

あー。

久しぶりに...言われたなぁ...

Broooock

男の子だから。

Broooock

行くよ。

Nakamu

(ｺｸｯ

Broooock

ごめんね？僕の友達が...

Nakamu

ううん...

Broooock

...女の子って言われた時。手に力入ってたけど、言われるの...嫌い？

Nakamu

...うん

Nakamu

俺...おんなの...こ.....見える...？

Broooock

...んー。

Broooock

見えるけど...

Nakamu

...

Broooock

Nakamuが言われるの嫌！って言うなら、言わない！

Broooock

でも、可愛いって言う！

Nakamu

...何それ...w

Broooock

んふふw

Broooock

ていうか。もう、僕には慣れなんだね！

Broooock

僕、嬉しい！

Nakamu

...うるさい

Broooock

ツンデレ？w可愛い

Nakamu

んんぅ...もう...ｯ

Broooock

んふふ

そのまま、僕に甘えていいよ。

Nakamu

...(ﾑｽｯ

俺、ずっと...甘えてばかりじゃん。

Broooock

Nakamuの席...どこだっけ。

Nakamu

...？

Broooock

僕先はいるから。

Broooock

あ、迎えに行くから。安心して！

Nakamu

...(ｺｸｯ

Broooock

えっと...

Nakamu

...(ｷﾞｭｯ ←Broooockの服を掴む

Broooock

...

あぁ...ダメだ...

廊下歩いているだけで...視線が怖い

この、悪いことした様な感覚

やだ...

Broooock

(Nakamuの掴んだ手を掴む

Nakamu

！？

Broooock

大丈夫

Nakamu

...(ｺｸｯ

男

お、Broooockじゃん！

Broooock

やほ

えっと...Nakamuの席は...

Broooock

...

僕の横か。

Broooock

...(廊下に行く

男

あいつ何してんの？w

男

わかんねw

Broooock

...

Nakamu

...ｯ

男

え！？

男

あの時の"女の子"！！！

Nakamu

...ｯ！

Broooock

(急いで、Nakamuの耳を塞ぐ

Broooock

女の子じゃない！男の子！！！

Broooock

性別間違えるとか。さいっていだから！

男

え、ごめん、？

Nakamu

...(ｷﾞｭｯ

Broooock

...こっち。席。

Nakamu

...(座る

女

ねね！

Nakamu

(ﾋﾞｸﾞｯ

女

君転校生！？

女

てか、肌すごい綺麗！

耐えろ...

耐えろｯ耐えろ！！

女

ていうか。

女

片目も見せてよ！(前髪をどかそうとする

Nakamu

！！

Nakamu

(ﾊﾟｼｯ

女

...いった、

Nakamu

...ｯ

あぁ、もうダメだ...ｯ

Nakamu

(走る

Broooock

...！

Broooock

Nakamu！！！(追いかける

Nakamu

...ｯは"ぁｯ...は"ぁｯ...(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Broooock

はぁ...はぁｯ...

Nakamu

う"ｯくｯ...ん"ｯ...(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Broooock

...大丈夫、？

Nakamu

...(ｷﾞｭｯ

Broooock

...(背中をさする

Nakamu

おれ"ｯ.....か"んは"ｯ...た"ｯ...(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Broooock

うん。頑張ってたよ。

Broooock

大丈夫。

Broooock

あの、数秒でも。耐えたんでしょ？

Broooock

凄いよ。

Nakamu

う"ｯ...ぅ"ん...ｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あの数秒が偉いなら...みんなの方が

偉いよ...

こんな小さい事で褒められて。

俺、学校に来なかったら良かったな...

Broooock

(ﾖｼﾖｼ

あの数秒は...Nakamuからしたら

恐怖の数秒...だから。

人とは違う...

だから、守りたいし...

僕、Nakamuのためなら。

留年しても、別にいいから。

Broooock

...落ち着いた？

Nakamu

...(ｺｸｯ

Broooock

...(顔をのぞき込む

Nakamu

...？

確かに、片目出してないの気になるな。

Broooock

...ねぇ、Nakamu、？

Nakamu

んぅ？

Broooock

片目隠している意味って...あるの、？

Nakamu

...

君の歌声は届かない【完】

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