8年前
進の父親
おらっ!お前は!
いつになったら言われたこと出来るんだよ!
いつになったら言われたこと出来るんだよ!
進(小学生の時)
…
進の父親
お前なんかいらねぇんだよ!ああ?
進(小学生の時)
…
進の母親
こっち見ないでよクソ息子!
進(小学生の時)
…
進の父親
大体無関心なくせによ!あぁ?気持ちわりぃんだよ!
進(小学生の時)
…
1ヶ月後
進(小学生の時)
…
血だらけのまま、父親と母親が倒れている
進(小学生の時)
…
進(小学生の時)
これでいいか。うん。
現在
進
んー…
朝…
朝…
俺は昔から無関心で無表情だった。 楽しんだり、泣いたり、怒ったり、喜んだりしなかった。 だけど周りにいるクズたちは大人であろうと殴っていた。 俺の親も、父がDV、母もDVという毒親だ。俺は無関心、無表情だったため毎日のように殴られてた。 そして俺は、父と母を殺した。俺は親をクズと認識したのだ。 今は何となくいつも通りに過ごしてる。 いつも通りに学校に通ってる。
でも俺の通ってるクラスはめちゃくちゃだった。なぜなら
黎斗
うぃー!
康太
うぅ…
このクラスはいじめが起きている。 みんなはほとんど知らんぷりだ。
黎斗
おら何逃げてんだよ!
康太
ぐはっ…
蓮
やれやれ!
和哉
もっともっと!
紗良
ちょウケる!!
ホントなんでこんなクズしか居ないんだろ。 俺が行ったら問題になるからな…でもまぁ…
康太
…
進
ねぇ、大丈夫なの。
康太
大丈夫だよこんなの…
進
いや、傷が…
康太
大丈夫だから!うん!
どう見ても…大丈夫じゃない…
昼休み
康太
…
進
よいしょ。
康太
え?君、さっきの
進
うん。大丈夫じゃないのによく大丈夫って言えるね
康太
いや、ほんとに大丈夫だし!
進
…
康太
え!急に何!?
進
やっぱりか…
めちゃくちゃ傷あるし…
なんであんなクズの言いなりになってんの。
めちゃくちゃ傷あるし…
なんであんなクズの言いなりになってんの。
康太
いや、僕が悪いんだよ。
僕がこんな見た目で…
僕がこんな見た目で…
進
え?そうなの。
イケメンなのに?
イケメンなのに?
康太
え?僕イケメンなのかな?
進
うん。
康太
そんな事ないよ。
進
てかさ、やり返さないの?
康太
僕にはそんな勇気ないよ。
進
まぁ僕ならやれるけどね
今からしてこようか?
今からしてこようか?
康太
大丈夫!!やらなくていいから!
進
あんまり関わらない方がいいのに
康太
いいのこのくらい大丈夫だから!
またね!
またね!
進
…
続く