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【中太集】詰め合わせ

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【中太集】詰め合わせ

1 - 1話 窒素ちゃんへ誕生日プレゼント(DV中太)

♥

1,027

2024年08月31日

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んふふふふふ

 

見たい中太思いついちゃったーん🙃

 

それと窒素ちゃん誕生日おめでとう!!!!!

 

ってことで誕プレだよ!!!!

 

⚠︎注意⚠︎

・BL + 中太
(既に恋仲設定)

・中也ポトマ × 太宰探偵社

!⚠︎Dv彼氏ってやつ?⚠︎!

⚠︎暴力表現有⚠︎
⚠︎流血表現有り⚠︎
⚠︎せー的表現有り⚠︎

⚠︎伽羅崩壊注意⚠︎
⚠︎伽羅崩壊注意⚠︎

⚠︎だざむ可哀想⚠︎

⚠︎投稿頻度🐢⚠︎
⚠︎文才0⚠︎

※連載じゃないです!!!!

 

こんな感じかな??

 

んじゃ早速すたーと!!!!

太宰

....はぁ...

太宰

(顔の傷が痛むなぁ....)

傷が完治することはない侭、又新しいものが出来て増えていく。

最近はずっと其れの繰り返しで、

お陰で傷が癒える未来が全く浮かばない。

....殴るなら顔じゃなくて他の処にしてほしいと度々思う。

探偵社に出社すると、毎度敦くんに心配を掛けさせてしまうし。

中也

おい

太宰

っぁ、中也....

中也

帰りが遅ぇよ

中也

何してやがった

太宰

....少し、仕事が長引いて...

中也

遅くなる刻は連絡しろって云ってんだろ

中也

何度も云わせんじゃねぇよ

太宰

....ごめん

中也

そうやって謝るのも何回目だ

中也

反省した振りしやがって、

中也

本当は微塵も悪いなんて思ってないんだろ

太宰

そんなこと...

中也

黙れ

太宰

っ....

中也

....風呂入ったら寝室来い

太宰

....判った...

中也はそう云って、リビングを後にした。

....明日も出社しなきゃいけないんだけどな...

太宰

之....何時まで続くんだろう

太宰

もう半年も経ってるのに....

未だ、終わらないのだろうか...

寝室には卑猥な音と、何かを叩く音だけが響いていた。

其れに加え、偶に音量のある怒号が飛び交う。

何時まで経っても慣れない其の言動が

自分にとっては唯の毒でしかなかった。

太宰

いた、ぃ....っ

太宰

ぁッ...~~~~ッッ....

太宰

はっ、離してっ....ちゅ、や...っ

中也

煩ぇッ!!

中也

声出すなって云っただろ!!

太宰

っ、ごめ....ッ

無意識だった。

口にそう出そうとした刻

頬へ飛んできた中也の平手打ちが、自分の言葉よりも先に、

派手な音を立てて空気を一変させた。

太宰

....

一瞬、思考が停止して理解出来なかった。

徐々にやってくる頬の痛みだけが

自分の立場と状況を嫌という程認識させた。

中也

...もう一回ごめんなんて云ってみろ

中也

今度はこんなんじゃ済ませねぇからな

太宰

....っ

此の行為が終わるまでは、何も云うことが出来なくなってしまった。

其の事実に、何故だか涙が溢れてきてしまいそうになる。

然し、其れですらも中也の前では我慢しなくてはいけない。

 半年も前からずっとそうしてきた。

我慢、我慢、我慢、と。

抱え込み過ぎた所為か、限界が近かった所為か

我慢しようとすればする程、制御が効かなくなる。

自分との葛藤を繰り広げていた其の刻

太宰

ッあ...っっ!?

太宰

んッ、ぅあ....っっ

突然、中也が奥へと強く突いた。

其の衝撃の反動によって、早速声を出してしまう。

中也

頭は冴えてる癖して、学習はしねぇ奴だな

中也

手前は

目立つ舌打ちをした後、悪態をつく様に中也は告げた。

目に映るもの、聞こえてくるもの全てが嫌で

今は唯、何処かに消えてしまいたいと強く思うだけだった。

....こんなんじゃなかったのになぁ...

太宰

(ぁ、又思い出してしまう....)

中也との此の時間を過ごしていく内に

以前までのあの穏やかな感覚と

微笑んでいた中也の姿を鮮明に思い浮かべてしまう。

 そう記憶を掘り返し続けていると

先刻の涙してしまいそうになった感覚と共に

更に込み上げてくる何かがあった。

それでも、何とか堪えようとする。

然し、其の我慢はついに限界を迎えてしまい

とうとう私は情けなく泣いてしまった。

太宰

...はっ...ぅぁッ、ぐっ....ぁ...ッ

ぽろぽろと溢れ出る涙を両手で拭う。

如何しても止められなくて、心底自分の脆さを思い知らされた瞬間だった。

それでも、中也が其れを見逃す筈はなく

中也

....何泣いてんだよ

中也

先刻叩いたのがそんなに痛かったか

中也

云っとくが、泣いた位じゃ辞める気なんかねぇからな

そんな事判ってる。

だって、何度辞めてとお願いしても

痛いと云っても

一度だって手を止めて呉れた事なんて無かったから。

太宰

ぁッ....はっ、ぅ....っ

こうなってしまうと

今まで溜めてきた感情が、一気に涙となって外へ出てきてしまうから

なるべく自分とは向き合わない様にしていたのに。

何故、あの刻を思い出してしまったのだろうと

後悔が只管に押し寄せてくる。

すると、中也が私の躰に巻かれている包帯を次々に解いていった。

私は抵抗する様に、中也の手を反射的に掴んだ。

然し、私の手は難なく振り解かれ

傷だらけの躰を中也が露出させた。

酷い有様だった為か、私は視線を逸らした。

中也

おい、目逸らすんじゃねぇ

中也

ちゃんと見ろ

見たくない

こんな姿

汚くて、見窄らしくて、見るに耐えなくて

直視なんか出来る筈もなかった。

そんな私の様子を見兼ねた中也は

未だ完治していない傷を抉る様に、強く手で押さえつけ始めた。 

太宰

ぁッッ....!!ぃっ、ぁ....ッ!

途端に声を出すなと云われていたのを思い出せたお陰で

最低限に声を抑えることが出来た。

太宰

ふッ、ぁ....っ

中也

...今度は云った事を守れて偉いな

中也

未だ全然だがな

太宰

はッ、はぁッ....ぅっ

中也

....続きやんぞ

太宰

~~~~っっ

太宰

....

朝起きれば、もう其処に中也は居なくて

隣は既にひんやりと冷たかった。

又新しい傷は増えていて、躰中が痛かった。

太宰

っ....

太宰

....中也...っ

もう、何もかもが判らなくて

中也を如何思ってるのかでさえ判らなくなって

膝を抱えた侭

昨夜と同じ様に、又泣いてしまった。

私のことを何でも聞いてくれていた、あの頃に戻りたい。

優しく触れられたい。

温かい躰に包まれたい。

隣で一緒に朝を迎えたい。

....好きだと、伝えられたい。

太宰

....中也...中也...ちゅうや....っ

でも、其れは唯の夢でしかなくて。

決して叶う事は無いと、此の先何かが変わる事は無いと

始めから知っているから

如何しようもなく胸が痛くて

涙が溢れて、止まらなくて。

唯、中也の名前を呼ぶ事しか出来なくて。

中也がもしこんな姿を見たら

侮辱し、蔑み、滑稽だと嗤うのだろうか。

ふと考えると、自然と其れが想像出来てしまう。

そんな自分が許せないと心底思う。

太宰

....痛い...いたぃ....ッ

中也の前では云えなかった本音を、小さく呟く。

云わずには居られなかった。

声に出さないと、自分が壊れてしまいそうだったから。

それですらも、とてつもなく怖いと思ってしまう私は

こんなにも弱いんだと、自覚させられた。

太宰

....もう...いやだ....っ

太宰

しんでしまいたい....ッッ

太宰

消えてしまいたいッ

痛いのに、苦しいのに、辛いのに

それでも...

太宰

....ちゅうや...ッ

又あの頃の様に戻れるのではと、期待してしまう。

あの頃の中也を求めてしまう。

そうして、私は今日も何事も無かったかの様に

毎日、探偵社へと足を運んだ。

どうだったかな!? 人気があれば続き出そうかなーなんて!! next♡ → 300 💬 → 4 改めて窒素ちゃん誕生日おめでとう!!!!! いい1年になりますよーに!!! てゆうか、誕生日プレゼントがDV中太っていいのか??(

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コメント

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まぁって!?!?!?私とんでもない大罪犯してるんだけどほんま、え😇 まじ、気づかなかったまじほんま嫌もう土下座 まじもう大好きだよぉ😭😭こういう中太めちゃくちゃ刺さる!!!! ほんま最高!!! えまじすまん、ほんまごめん もうお詫びなんてもんじゃ足りないけど、お詫びとしてなにか書きます書きます書かせてください

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